自動車アセスメント・チャイルドシートアセスメント

後席シートベルト使用性評価試験の評価方法

シートベルトのアクセス性評価

HPマネキンの上胴基準点(UTRP)からシートベルトウェビング中心までの最短距離を測定し、その距離に応じてシートベルトのアクセス性を評価します。以下の評価基準により、評価段が高いものほどアクセス性がよいものとなります。

シートベルトのアクセス性評価

バックルの識別性評価

官能評価者が対象となる座席ベルトと中央座席等の隣接する座席のバックルを間違えて使用することがないかを官能又は目視により評価します。以下の評価基準により、評価段が高いものほど識別性がよいものとなります。

バックルの識別性評価

バックルへのタングの挿入性評価

官能評価者が対象となる座席に着座してシートベルトの着脱を数回繰り返し行い、バックルへのタング挿入のしやすさを官能及び目視により評価します。以下の評価基準により、評価段の高いものほど挿入性がよいものとなります。

バックルへのタングの挿入性評価

シートベルト装着時の快適性評価

ショルダーベルトとHPマネキンの中心線が交わる点において、ウェビングがマネキンに接触している状態からの引き出し 時と巻き取り時におけるシートベルトの接触力を測定します。それぞれの接触力に応じてシートベルトの快適性を評価します。以下の評価基準により、評価段の高いものほど快適性がよいものとなります。

シートベルト装着時の快適性評価

その他

 後席中央席における3点式シートベルトの普及を促進する観点から、装備状況を公表しています。

このページの先頭へ