自動車アセスメント・チャイルドシートアセスメント

横すべり防止装置(スタビリティ・コントロール・システム)

横すべり防止装置の働きとその効果

〈コーナリング時の車体を安定させます〉

障害物を避けようとして急激なハンドル操作を行ったときや、不意に滑りやすい路面に進入したときなどに、車が横滑りなどの不安定な状態になる場合があります。このシステムは、このような状態を制御して車の安定性を向上させるようにした装置です。車に横滑りが生じると、それをセンサーにより検出し、エンジンの出力や各輪毎のブレーキ力を適切に制御することにより、車のスピンや外への膨らみを制御します。

なお、新型生産車は平成25年10月(軽自動車にあっては平成26年10月)から、継続生産車は平成26年10月(軽自動車にあっては平成30年2月)から横滑り防止装置の備え付けを義務化することとしています。

Q1
この装置が装着されていると、横滑りすることはないのでしょうか?
A1
スタビリティ・コントロール・システムの安全性を保とうとする能力には限界があり、無理な運転は思わぬ事故につながるおそれがあります。
スタビリティ・コントロール・システム装着車であっても、常に状況に応じた安全運転を心掛け、警告灯が作動した時には慎重に運転してください。

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