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 国土交通省は、これまでバス事業者ごとに独自に開発されてきたバスロケーションシステムのデータに互換性を持たせ、複数のバス事業者のバスの位置情報や乗継ぎ情報を統合して提供することが容易となるよう、バス総合情報提供システムに必要なデータ形式の標準(以下「公共交通情報データ標準」という。)を策定しました。
 この「公共交通情報データ標準」に基づいてデータを整備することにより、情報整備のための投資を抑えながら、複数のバス事業者のバスの位置情報を一つのシステムで提供したり、鉄道など他の輸送モードと連携して乗継ぎ情報等を提供することが容易になります。また、インターネット、デジタルテレビなど多メディアでの情報提供も期待できます。
目的地までの経路、バスの運行状況などの情報を、自宅やバス停などで、簡単に入手できるようになると、バスのある暮らしはもっと便利で快適になることでしょう。
「バスのある便利で快適な暮らし」のイメージ
【なにができるようになるの?】
バス情報提供システムのデータに互換性があるため、他社のシステムで作成したデータも自社のシステムのデータとして活用できます。
情報プロバイダーなどにより、鉄道、航空など他の輸送モードと連携した情報提供が、インターネット、携帯電話、デジタルテレビなど多メディアで提供することも可能となります。
【利用者のニーズはあるの?】
便利で適切なバス情報の提供により、バスの利用が促進されます。
バス利用情報の提供は利用者の評価が高く、特に、乗継ぎ経路や乗継ぎバスの時刻表情報など、複数のバス事業者のバス情報を統合して提供することについて、多くの人が便利だと感じています。
乗換情報提供の実施が有用であると思う点
「バス総合情報提供システムに必要な標準データフォーマットに関する検討調査」2006年3月 国土交通省
【バス事業者にはどんなメリットがあるの?】
「公共交通情報データ標準」に基づくデータ形式でバス情報を提供するだけで、高度なバス総合情報提供システムに参加することも可能となります。
システム設計の際、データ形式に関する個別の説明やデータ整備が不要となり、また、支援ツールを活用することにより、情報投資の削減も期待できます。
【どうやってデータを整備したらいいの?】
バス情報システムのデータ形式を、「公共交通情報データ標準」に基づいて設計します。
また、既にシステムを構築している場合でも、現在使用しているシステムをそのまま使用できます。他社のシステムと受け渡しするデータの形式を「公共交通情報データ標準」に変換するだけです。