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平成22年度省エネルギー支援事業公募について 自動車交通局

 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施する、トラックに関するエネルギー使用合理化事業者支援事業の公募を行います。事業者が計画した総合的な省エネへの取り組みであって、省エネルギー効果が高く、費用対効果が優れていると認められる事業に対して、経済産業省の国庫補助金が交付されるものです。
 
 
1.トラック関係補助事業
 
 省エネルギー効果が高いと見込まれ、費用対効果が優れていると認められる機器を導入する単年度事業であって、国土交通省の事業計画認定を受けたもの
 
 (1) 申請者
 
  当該機器を装着する車両を所有(リースも含む)する貨物自動車運送事業者(法人格を有していること)
 
 (2) 補助対象機器
 
  平成22年度にあっては蓄熱マット、エアヒーター、外部電源式アイドリングストップ冷暖房システム、エンジン直結式省エネ型冷凍機、後付アイドリングストップ機器、大型生コンミキサー車におけるミキサー部分
 いずれも、新規性・先端性のある機器
 
 (3) 補助率
 
  1/3以内(1件あたりの上限は5億円)
 
 
2.公募手続き
 
 申請者は申請書、実施計画書及び添付資料を作成し、国土交通省の事業計画認定を受けた上でNEDOに提出する。NEDOでは、審査委員会の選定結果を踏まえて補助事業者を決定し、その事業者名、事業概要等のプレス発表・HP掲載を行う予定。
 
 (1) 公募受付期間
 
   国土交通省の受付 平成22年3月26日~平成22年4月14日(必着)
 
     参考:NEDOの公募期間 平成22年3月26日~平成22年4月27日
 
 (2) 主な留意事項
 
 ・国土交通省の認定を受けた事業であってもNEDOの審査により採択されないことがある。
 ・NEDOの交付決定前に補助対象機器の発注、契約等を行っていた場合、補助金を交付することはできない。
 ・補助事業者は、補助事業の完了日から起算して30日以内又は平成23年3月10日のいずれか早い日までに補助事業実績報告書をNEDOに提出する必要がある。
 ・補助事業者には、補助事業の完了から1年間のデータを記録し、国土交通省に報告するとともに、補助事業の内容及び成果の公表が義務付けられる。
 ・申請時の実施計画と著しく乖離している事業(著しく省エネ効果を達成できていない等)については認定を取消すことがある。
 
 
3.問合せ先
 
(1)国土交通省の事業計画認定
 
   <貨物自動車運送事業者>
 
   国土交通省自動車交通局貨物課 金澤、木原 (03-5253-8575)         
 
(2)公募要領全般(公募開始後)
 
   NEDO省エネルギー技術開発部 (044-520-5282)
 
 
4.認定要領 (PDF ファイル
   
 ※認定要領・申請書書式等について電子データをご希望の方は国土交通省貨物課(03-5253-8575 金澤・木原)までご連絡ください。
 
 
 
 
 
 
 
補助対象機器
 
 
1.蓄熱式暖房マット
  
  走行中にシガーライターソケット等から電力の供給を受けて蓄熱マット内に蓄熱し、エンジンを停止させて待機・休憩が可能となるもの
 
 
 
2.エアヒーター
 
   トラック等の燃料・バッテリーを使用する空気循環式の燃焼式ヒーターで、エンジンを停止させて待機・休憩が可能となるもの
 
 
 
3.外部電源式アイドリングストップ冷暖房システム
 
  休憩時にアイドリングをしないでも作動する外部電源式冷暖房装置
 
 
4.エンジン直結式省エネ型冷凍機
 
  稼働のための動力を走行用エンジンから得る冷凍機で、冷凍サイクルが省エネ化されているもの。
  
 
 
5.後付アイドリングストップ装置
 
  信号待ち等においてアイドリングを止める装置で後付けのものであること。
 
 
 
 
6.大型生コンミキサー車のミキサー部分
 
    軽量でタンクが大型化されているものであること。
 
 
 
  
  なお、1~6の補助対象機器を搭載した車両を処分(担保、譲渡、廃車等)する場合には、事前にNEDOの承認が必要となる。
 
 


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