チャイルドシートの必要性

チャイルドシートを使用していなかった場合と使用していた場合の致死率を比較すると、チャイルドシートを使用していなかった場合の致死率はチャイルドシートを使用していた場合の致死率の4倍以上と非常に高くなっており、チャイルドシートには、自動車乗車中の乳幼児 の交通事故による被害を軽減する高い効果が認められる。

例えば、

  • 時速40km/hでコンクリートの壁に衝突したとき、その衝撃は3階から自動車を落としたときの衝撃とほぼ同じである。
  • 車はブレーキをかければ止まることができるが、車内の人間は止まることができない(慣性の法則)ので、車の内部に激しくぶつかったり、車外に放り出されたりする。
  • 10kgの子供を抱っこしていた場合、約40km/hで衝突の瞬間には体重の約30倍の300kgの衝撃が腕に掛かることになり、腕で支えることは不可能。

等の事実からも、大人と違って自分で自分の安全を確保することができない乳幼児の自動車乗車中の安全を確保するためには、チャイルドシートを使用させることが必須である。

チャイルドシートの役割

自動車(もちろん座席ベルトも)は、成人の体格と体力を基準として設計されている。 乳幼児を安全に乗せるためには乳幼児の体格に合わせるためのアダプターが必要であり、 チャイルドシートはそのアダプターの働きをするものである。

チャイルドシートの使用目的・役割は、万が一の衝突事故の際に

  • 乳幼児を車外放出から守る。
  • 衝突の衝撃を大きな部分で受けとめ、国家つの強い部分(例えば腰、背中、肩等)に分散させる。
  • 室内の突起物や同乗者などに衝突することを防ぐ。

等のほか、急ブレーキやカーブでの車内転倒事故の防止など、自動車乗車中の乳幼児の被害の軽減、子供の安全を確保することである。

 

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