平成13年11月21日 |
連絡先 自動車交通局技術安全部審査課 リコール対策室 |
TEL03-5253-8111 内線 42353 |
車 名 | ランドローバー | |
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通称名 | フリーランダー | 1車種 |
型 式 | GF-LN25 | 1型式 |
輸入期間 | 平成12年8月4日〜平成13年3月15日 | |
対象台数 | 1,550台 | |
不具合の部位 | (1)電気装置 (2)灯火装置 (3)制動装置(駐車ブレーキ) (4)乗車装置(座席) |
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不具合の状況 | (1) 電気装置において、エンジンルームヒューズボックス下部の電気配線の取回しが不適切なため、当該配線が左側緩衝装置と接触し、そのままの状態で使用を続けると、車体の振動により当該配線が損傷するものがあり、短絡によって前照灯が点灯しないか、警音器が作動しないか、又は原動機が停止して再始動できなくなるおそれがある。 (2) 灯火装置において、リヤバンパの近くにある排気管の開口部の位置が不適切なため、排気管保持用のゴムリングが経年変化で伸びることにより、開口方向がずれてリヤバンパ内に排気ガスが流入し、リヤバンパに取付けられた後面右側の灯器及び電気配線が溶損することがあり、尾灯、制動灯、方向指示器及び非常点滅表示灯が点灯又は作動しなくなるおそれがある。 (3) 駐車ブレーキにおいて、ブレーキレバーのラチェットの形状が不適切なため、当該ラチェットの噛み合いが浅く、そのままの状態で使用を続けると、レバー操作によるラチェットの磨耗により噛み合わなくなり、駐車ブレーキが解除されるおそれがある。 (4)3ドア車の運転者席及び助手席において、背もたれ倒しレバーのカバーの取付穴の加工が不適切なため、レバーがカバーと干渉して規定の位置に戻らず、背もたれが固定されないことがあり、急制動時等に背もたれが前方に倒れるおそれがある。 |
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改善の内容 |
(1)・全車両、当該電気配線を点検し、損傷状態に応じた修理を行 うとともに保護チューブを取付ける。 |
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クレーム件数 | 国内:(1)1件 (2)(3)(4)なし | |
事故件数 | 国内:無し | |
発見の動機 |
(1)本邦の市場クレームによる。 |
対策箇所説明図 |
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