平成15年2月26日 |
<連絡先> |
自動車交通局技術安全部審査課 |
リコール対策室(内線42353) |
代表:TEL03-5253-8111 |
ビー・エム・ダブリュー(株)から、平成15年2月26日国土交通大臣に対して、下記車両についてリコールの届出がありましたので、お知らせします。
車名 | BMW | |
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通称名 | BMW F650CS | 1車種 |
型式 | F650CS | 1型式 |
製作期間 | 平成13年9月26日〜平成14年11月6日 | |
対象台数 | 449台 | |
不具合の部位 | 動力伝達装置 | |
不具合の状況 | 動力伝達装置において、ギアボックス側のスプロケットの組み付け部の構造が不適切なため、加減速の繰り返しにより当該スプロケットとギアボックス出力軸との取付部にがたが生じて異音が発生することがあり、そのままの状態で使用を続けると、当該取付部が破損して当該スプロケットが空転し、最悪の場合、走行不能となるおそれがある。 動力伝達装置において、後輪スプロケットの曲げ加工部分の強度が不足している ため、加減速の繰り返しにより当該スプロケットに亀裂が発生することがあり、そのままの状態で使用を続けると、当該スプロケットが変形して駆動力が十分に伝達できなくなり、最悪の場合、走行不能となるおそれがある。 |
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改善の内容 | 全車両、ギアボックス側のスプロケット、スプロケット固定ナット、ロックワッシャーを対策品と交換する。また、ギアボックス出力軸の取り付け部を点検し、基準を外れているもの、さらに指定の車台番号のものは出力軸を新品と交換する。 全車両、後輪側スプロケットを点検し、ろう付け加工が施されていないものは対策品と交換する。 |
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クレーム件数 | 国内:0件 | |
事故件数 | 国内:無し | |
発見の動機 | 海外市場クレームおよび再現試験による。 | |
備考 | 本届出は、平成14年7月4日「外−961」および平成14年9月19日「外−979」のリコール届出の改善が不十分であったため、対策内容を変更して再度実施するとともに、あらたに対象車を追加するものである。 |
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