平成15年10月3日 |
<連絡先> |
自動車交通局技術安全部審査課 |
リコール対策室(内線42353) |
代表:TEL03-5253-8111 |
三菱自動車工業株式会社から、平成15年10月3日国土交通大臣に対して、下記車両についてリコールの届出がありましたので、お知らせします。
車名 | 三菱 | |
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通称名 | ミニキャブ、タウンボックス | 2車種 |
型式 | GD−U62T、GD−U62TP、GD−U62V、GF−U62W | 4型式 |
製作期間 | 平成10年12月14日〜平成14年2月14日 | |
対象台数 | 22,909台 | |
不具合の部位 | 動力伝達装置 | |
不具合の状況 | リヤプロペラシャフトにおけるトランスファ接合部スリーブヨークの加工精度のバラツキにより当該オイルシール部のシール性が不足するものがあり、シール部からオイルが漏れることがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、スリーブヨークへの潤滑が不十分となり、高速で走行をした場合に当該シャフトの共振によりトランスファのアウトプットシャフト又はスリーブヨークが折損し、走行できなくなるおそれがある。また、リアプロペラシャフトが外れ、燃料タンクを損傷させ燃料が漏れ、最悪の場合、火災に至るおそれがある。 | |
改善の内容 | 全車両、トランスファ内のオイル残量を点検し、・オイル残量が一定量以上のものは、オイルシールを対策品と交換する。・オイル残量が一定量以下のものは、対策オイルシール付きトランスファ一式およびリヤプロペラシャフト一式を新品に交換する。 トランスファ一式の供給に時間を要することから、当面の暫定処置として、オイル残量が一定量以下のものは、オイルシールを対策品と交換し、後日トランスファ一式およびリヤプロペラシャフト一式を交換する。 | |
クレーム件数 | 国内:17件 | |
事故件数 | 国内:2件(火災2件) | |
発見の動機 | 市場からの情報による。 |
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