国土交通省
 リコールの届出
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平成16年2月5日

<連絡先>

自動車交通局技術安全部審査課
リコール対策室(内線42353)
代表:TEL03-5253-8111

 

 

 

リコールの届出について

 日産自動車株式会社から、平成16年2月5日国土交通大臣に対して、下記車両についてリコールの届出がありましたので、お知らせします。※令和4年2月17日にリコール対象車の台数の訂正報告がありました。

車名 ニッサン、いすゞ
通称名 キャラバン、コモ 2車種
型式 KG−VWE25,KG−VWME25,KG−CWGE25,KG−CWMGE25,KG−DWGE25,KG−DWMGE25,GE−VPE25,LC−VPE25,GE−CQGE25,LC−CQGE25,GE−DQGE25,LC−DQGE25,TA−QE25,TA−QGE25,KG−JVWE25,KG−JVWME25,KG−JCWGE25,KG−JCWMGE25,KG−JDWGE25,KG−JDWMGE25,GE−JVPE25,LC−JVPE25,GE−JCQGE25,LC−JCQGE25,GE−JDQGE25,LC−JDQGE25,TA−JQE25,TA−JQGE25 28型式
製作期間 平成13年5月7日〜平成15年9月27日
対象台数 59,369台
不具合の部位 ①走行装置 ②電気装置 ③一酸化炭素等発散防止装置(触媒コンバータ)
不具合の状況 ①走行装置の前輪ハブベアリングシールの組付け位置にばらつきがあるため、走行時にベアリングへ荷重がかかった場合、シール性能が低下し、当該ベアリングに水が浸入して、異音が発生するものがある。そのため、そのまま使用を続けると、当該ベアリングが損傷し、走行安定性が損なわれるおそれがある。
②自動変速機付きディーゼルエンジン車の発電機を取り付けるためのブラケットの強度が不足しているため、エンジンの振動により亀裂が発生するものがある。そのため、最悪の場合、発電機がエンジンルーム内に脱落し、充電機能が損なわれ、エンジンが停止し再始動ができなくなるおそれがある。
③触媒コンバータ内の触媒担体固定用ワイヤーメッシュの材質が不適切なため、連続して高速走行をした場合、当該ワイヤーメッシュが排気ガスの熱で酸化劣化し、触媒担体がケースと干渉し異音を発生するものがある。そのため、そのまま使用を続けると、触媒担体が摩耗して損失し、排出ガス基準値を超えるおそれがある。
改善の内容 ①全車両、左右の前輪ハブ一式を対策品と交換する。
②全車両、当該ブラケットを対策品と交換する。
③全車両、触媒コンバータを対策品と交換する。
クレーム件数 国内:① 58件
    ② 18件
    ③ 10件
事故件数 国内:① 0件
    ② 0件
    ③ 0件
発見の動機 市場からの情報による。

 

対策箇所説明図1 対策箇所説明図2

対策箇所説明図3

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