平成16年3月9日 |
<連絡先> |
自動車交通局技術安全部審査課 |
リコール対策室(内線42353) |
代表:TEL03-5253-8111 |
株式会社小松製作所から、平成16年3月9日国土交通大臣に対して、下記車両についてリコールの届出がありましたので、お知らせします。
車名 | コマツ | |
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通称名 | WA100−5 | 1車種 |
型式 | W108 | 1型式 |
製造期間 | 平成15年9月1日〜平成16年2月16日 | |
対象台数 | 169台 | |
不具合の部位 | 動力伝達装置(静油圧変速ポンプ) | |
不具合の状況 | 静油圧変速機の走行ポンプに装着されている高圧リリーフ弁の圧力設定及び油圧解放通路の径が不適切なため、走行中に急な前後進の切り換え操作を行うと、走行ポンプと走行モータの間の油圧回路に過大な圧力が発生し、走行モータのピストンが折損するものがある。そのため、エンジンを停止して再始動した場合、当該ピストンの破片がシリンダ部から外れ、走行ポンプからの油圧が走行モータに伝わらなくなり、走行不能となるおそれがある。 | |
改善の内容 | 全車両、走行モータの作動を点検し、破損しているものは新品と交換する。また、全車両、高圧リリーフ弁を対策品に交換する。 | |
クレーム件数 | 国内:7件 | |
事故件数 | 国内:無し | |
発見の動機 | 市場からの情報による。 |
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