平成16年6月15日 |
<連絡先> |
自動車交通局技術安全部審査課 |
リコール対策室(内線42353) |
代表:TEL03-5253-8111 |
三菱ふそうトラック・バス株式会社から、平成16年6月15日国土交通大臣に対して、下記車両についてリコールの届出がありましたので、お知らせします。
車名 | 三菱 | |
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通称名 | ふそうエアロクイーン、ふそうエアロバス | 2車種 |
型式 | U−MS821P,U−MS821PA,U−MS826M,U−MS826P,KC−MS822P,KC−MS822PA,KC−MS829M,KC−MS829P,KL−MS86MP | 9型式 |
製作期間 | 平成3年12月21日〜平成14年4月10日 | |
対象台数 | 266台 | |
不具合の部位 | 動力伝達装置(プロペラシャフト) | |
不具合の状況 | 流体式リターダ(補助制動装置)を装着した大型バスにおいて、プロペラシャフト接続部(エンドヨーク)の構造が不適切なため、エンドヨークに設けてある十字継手(スパイダ)のベアリング抜け出し防止用のストッパーが発進停止の繰り返しにより摩耗する、又はプロペラシャフト組立て時に損傷する場合がある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ベアリングにガタを生じてプロペラシャフトが過大に振動し、最悪の場合、ベアリング固定金具又は取付ボルトが折損して、プロペラシャフトが脱落するおそれがある。 | |
改善の内容 | 全車両、エンドヨークとスパイダ一式を対策品に交換する。 なお、対策品の全数供給に時間を要するため、当面の暫定処置として当該ベアリング部のガタを点検し、整備基準値を越えるものは対策品と交換し、整備基準内の車両は後日対策品と交換する。 |
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クレーム件数 | 国内: 9件 | |
事故件数 | 国内: 物損2件 | |
発見の動機 | 市場からの情報による。 |
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