平成16年6月30日 |
<連絡先> |
自動車交通局技術安全部審査課 |
リコール対策室(内線42353) |
代表:TEL03-5253-8111 |
本田技研工業株式会社から、平成16年6月30日国土交通大臣に対して、下記車両についてリコールの届出がありましたので、お知らせします。
車名 | ホンダ | |
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通称名 | オデッセイ、アヴァンシア、インスパイア | 3車種 |
型式 | GH−RA8,LA−RA8,GH−RA9,LA−RA9,GH−TA3,LA−TA3,GH−TA4,LA−TA4,UA−UC1,DBA−UC1 | 10型式 |
製作期間 | 平成11年8月26日〜平成16年6月9日 | |
対象台数 | 56,966台 | |
不具合の部位 | 自動変速機(カウンタ2速ギヤ) 燃料装置(フューエルポンプ) |
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不具合の状況 | 自動変速機のロックアップ機構作動時に2速ギヤの潤滑が不足しているため、5速ロックアップ作動状態を持続して走行できる道路環境の場合、2速ギヤへの潤滑不足から当該ギヤの歯面が異常発熱し、ギヤの硬度が低下するものがある。そのため、そのまま使用を続けると、当該ギヤが破損し、最悪の場合、破損したギヤが他のギヤに噛みこみ走行不能となるおそれがある。 燃料タンク内に取り付けている燃料ポンプのレギュレータバルブのキャップ組み付け構造が不適切なため、ガソリンの浸漬により当該キャップが膨潤し、キャップとケース組み付け部の噛み合わせが緩くなるものがある。そのため、縁石等を乗り越した衝撃が燃料タンクに加わると、当該キャップが外れ、レギュレータバルブが脱落して燃料が供給されなくなり、エンジンが停止して再始動できなくなるおそれがある。 |
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改善の内容 | 全車両、走行距離を確認し、判定基準以上の走行距離のものはカウンタ2速ギヤの歯面の焼け状態を点検し、歯面が焼けているものは自動変速機一式を対策品と交換する。また、判定基準未満の走行距離のもの、及び歯面が焼けていないものは、2速ギヤ潤滑用オイル配管を追加で取り付ける。 全車両、レギュレータバルブキャップの爪部に外れ防止クリップを追加する。 |
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クレーム件数 | 国内: 0件 0件 | |
事故件数 | 国内: 無し | |
発見の動機 | 海外の販売店からの情報による。 |
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