車名	アテックス
通称名	ＳＬ６１０Ｃ，ＳＬ６１０，ＨＦＧ１８５ＲＰＣ，ＨＦＧ１８５ＲＰ，ＲＡ４ＷＤ−ＤＣ，ＲＡ４ＷＤ−Ｄ，ＭＡＧ−１２０Ｃ，ＭＡＧ−１２０，ＳＬ６１０ＪＣ，ＳＬ６１０Ｊ	１０車種
型式	ＳＬ６１，ＳＬ６２，ＳＬ６３	３型式
製作期間	平成１３年７月１１日〜平成１６年６月２５日
対象台数	１，０９８台
不具合の部位	動力伝達装置（チェンジシフトアーム） かじ取装置（ドラッグアームシャフト）
不具合の状況	トランスミッションの上側にあるチェンジシフトアームの強度が不足しているものがあるため、シフトレバーを操作した際にチェンジシフトアームが折れることがある。そのため、シフトレバーを操作しても変速できなくなり、最悪の場合、折れた先端部がギヤにかみ込み、トランスミッションが破損し走行できなくなるおそれがある。 かじ取装置のドラッグアームシャフトの前と後の取付部のボルトの締付力の不足、及びネジロック液の塗布不良のものがあるため、取付部のボルトが緩むことがある。そのため、そのまま使用を続けると、取付部のボルトが外れ、ハンドル操作ができなくなるおそれがある。
改善の内容	全車両、対策品のチェンジシフトアームを組み込んだシフトケース一式と交換する。 全車両、ドラッグアームシャフトの取付部のナットを新品に交換してネジロック剤を再塗布、またはボルトを対策品と交換し、適切なトルクで締め付ける。
クレーム件数	国内：　５件　１件
事故件数	国内：　０件
発見の動機	市場からの情報による。