平成16年9月7日 |
<連絡先>
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自動車交通局技術安全部審査課
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リコール対策室(内線42353)
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代表:TEL03-5253-8111 |
リコールの届出について 本田技研工業株式会社から、平成16年9月7日国土交通大臣に対して、下記車両についてリコールの届出がありましたので、お知らせします。
記
車名 |
ホンダ |
通称名 |
アコード、アコードワゴン |
2車種 |
型式 |
UA−CL7,LA−CL7,ABA−CL7,CBA−CL7,LA−CL8,ABA−CL8,LA−CL9,ABA−CL9,UA−CM2,LA−CM2,LA−CM3
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11型式 |
製作期間 |
平成14年10月2日〜平成16年6月30日 |
対象台数 |
31,102台 |
不具合の部位 |
灯火装置(前照灯) 電気装置(電気配線) |
不具合の状況 |
高輝度放電灯式前照灯の左側ヘッドランプでハウジングにレンズを取り付ける組み立て治具の寸法が不適切なため、ヘッドランプ組み立て後にレンズとハウジングのシール位置がずれ、ヘッドライトの点灯・消灯の繰り返しを行うと、シール部が部分的に剥がれて雨天走行時等にヘッドランプ内に水が浸入するものがある。そのため、浸入した水がヘッドランプ内下部に取り付けられているコントロールユニットに入ると電圧制御回路が短絡して、前照灯が点灯しなくなるおそれがある。
トランク内に取り付けている電気配線の保護方法が不適切なため、電気配線を車体へ留めるハーネスバンドクリップ部で屈曲が強くなり、トランクリッド開閉の繰り返しにより電気配線の保護テーピングが損傷するものがある。そのため、そのまま使用を続けると、配線の芯線が断線し、番号灯や後退灯、および尾灯が点灯しなくなるおそれがある。 |
改善の内容 |
全車両、当該ヘッドランプのシール状態を点検し、シール性に不具合があるものは対策品のヘッドランプ及び新品のコントロールユニットに交換する。また、不具合がないものは対策品のヘッドランプに交換する。
全車両、電気配線のハーネスバンドクリップ部の保護テーピング状態を点検し、テーピングに損傷があるものは当該電気配線を対策品と交換する。また、配線に損傷がないものは樹脂製の保護チューブを追加する。 |
クレーム件数 |
国内: 42件 0件 |
事故件数 |
国内:  無し |
発見の動機 |
販売店からの情報による。
社内試験結果による。 |

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