国土交通省
 リコールの届出
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平成17年1月21日

<連絡先>

自動車交通局技術安全部審査課
リコール対策室(内線42353)
代表:TEL03-5253-8111

 

 

 

リコールの届出について

 株式会社小松製作所から、平成17年1月21日国土交通大臣に対して、下記車両についてリコールの届出がありましたので、お知らせします。

車名 小松、小松メック
通称名 LW160−1,LW200L−1,LW250L−1,LW250M−2,LW250−3,LW80−1,LT500−1,LT300−1 8車種
型式 LW1601,LW200L1,LW250L1,L001,L002,L001(改),L002(改) 7型式
製作期間 昭和57年9月1日〜平成10年4月17日
対象台数 2,165台
不具合の部位 かじ取り装置(補助ステアリングシステム)
不具合の状況 一般道路走行時には使用を禁止している補助ステアリングシステム(運転席を後方に向けて作業する際の操作性を確保するための装置)において、当該システムの誤操作防止構造が十分ではないため、一般道路走行時に当該システムの操作スイッチ(逆ステアリングスイッチ)を誤って操作した場合、当該システムが作動し、操舵時に運転者の意思に反して逆方向に操舵される。
改善の内容 [1]型式L001、L001改、L002、L002改およびLW250L1
全車両、以下の対策を行なう。
1逆ステアリングスイッチが作動状態である場合、運転者に対し警告を発する警告ブザーを取り付ける。
2逆ステアリングスイッチに誤操作防止のためのカバーを装着するとともに、当該スイッチを増設して2個とし、2個のスイッチがいずれも作動状態である場合のみ、当該システムが作動する構造とする。
32個のスイッチの内、いずれか一方が作動状態となった場合、補助ステアリングシステムが作動している際の警告ブザーとは異なる警告ブザーにより運転者に警告する構造とする。
4補助ステアリングシステムの電気回路において、短絡等の故障が発生した場合にも当該システムの誤作動を防止するためのリレーを追加する。
5逆ステアリングスイッチカバーには「走行中操作禁止」のシールを貼り付ける。
[2]型式LW1601およびLW200L1
全車両、補助ステアリングシステムが作動状態である場合、運転者に対し警告を発する警告ブザーを取り付ける。
なお、対策品の部品の技術的検証及び部品の供給に時間を要することから、早急に次の対策を行ない、技術的検証が済み次第、速やかに(平成17年2月下旬予定)対策品に交換する。
・使用者に対し、誤操作を防止するため、当該補助ステアリングシステムの使用方法を周知徹底する。
クレーム件数 国内:1件
事故件数 国内:人身1件
発見の動機 市場からの情報による。

 

対策箇所説明図1 対策箇所説明図2 対策箇所説明図3 対策箇所説明図4 対策箇所説明図5
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