国土交通省
 リコールの届出
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平成17年2月1日

<連絡先>

自動車交通局技術安全部審査課
リコール対策室(内線42353)
代表:TEL03-5253-8111

 

 

 

リコールの届出について

 日産自動車株式会社から、平成17年2月1日国土交通大臣に対して、下記車両についてリコールの届出がありましたので、お知らせします。※令和4年2月17日にリコール対象車の台数の訂正報告がありました。

車名 ニッサン
通称名 リバティ,セレナ,ブルーバードシルフィ,プレサージュ,バサラ,ウイングロード,アベニール,プリメーラ 8車種
型式 TA−RM12,UA−RM12,TA−RNM12,UA−RNM12,UA−TC24,UA−TNC24,UA−RC24,GH−TG10,TA−TU30,TA−TNU30,TA−JTU30,TA−JTNU30,TA−WRY11,TA−RW11,TA−RNW11,UA−TP12,UA−TNP12,UA−WTP12,UA−WTNP12 19型式
製作期間 平成13年4月11日〜平成16年5月20日
対象台数 184,528台
不具合の部位 ①,②一酸化炭素等発散防止装置(触媒)
③騒音防止装置(メインマフラー)
不具合の状況 ①原動機制御コンピュータのプログラムが不適切なため、高速走行中の減速時に空気量が不足して失火した燃料が前側触媒部で燃焼する。または、エキゾーストマニホールド内部の排気流れに偏りがあるため、前側触媒内部が部分的に高温となる。そのため、当該触媒内部が高温の熱負荷を繰り返し受けて熱劣化し、損傷するおそれがある。
②エキゾーストマニホールドの遮熱板の形状が不適切なため、前側触媒の酸素センサ取り付け部が熱負荷を繰り返して受けて、当該取り付け部が腐食する。そのため、当該取り付け部がはがれて異音が発生し、そのまま使用を続けると、酸素センサが外れて、騒音が増大するおそれがある。
③メインマフラーの材質が不適切なため、当該マフラー内部のインレットパイプが切損した場合に、インレットパイプ取り付け部に応力が集中して破損し、騒音が増大するおそれがある。
改善の内容 ①全車両、当該プログラムを変更すると共に、触媒の損傷状態を点検し、異常がある場合はエキゾーストマニホールド一体前側触媒を新品と交換する。なお触媒内部に整流板を設けている車両については、異常の有無に関わらず、全車両、エキゾーストマニホールド一体前側触媒を対策品と交換する。
②全車両、エキゾーストマニホールド遮熱板を対策品に交換すると共に、酸素センサ取り付け部の状態を点検し、当該取り付け部がはがれた場合は、エキゾーストマニホールド一体前側触媒を対策品と交換する。
③全車両、当該マフラーを対策品と交換する。
クレーム件数 国内:①71件、②41件、③9件
事故件数 国内:無し
発見の動機 市場からの情報による。

 

対策箇所説明図12 対策箇所説明図3
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