平成17年6月10日 |
<連絡先> |
自動車交通局技術安全部審査課 |
リコール対策室(内線42353) |
代表:TEL03-5253-8111 |
日本ボルボ株式会社から、平成17年6月10日、国土交通大臣に対して、下記車両についてリコールの届出がありましたので、お知らせします。
車名 | ボルボ | |
---|---|---|
通称名 | FH12、FM12 | 2車種 |
型式 | 不明 | 1型式 |
輸入期間 | 平成14年3月26日〜平成16年4月28日 | |
対象台数 | 815台 | |
不具合の部位 | 電気装置 (灯火装置制御用コンピュータ、車体架装用配電盤) |
|
不具合の状況 | 灯火装置制御用コンピュータ(LCM)において、LCMのブレーカ機能が不適切であるため、灯火等を増設するなど容量以上の電気負荷がかかった場合、LCM本体に過大な電流が流れ過熱することがある。そのため、LCM内で短絡が発生してコンピュータ内部が溶損し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。 電子制御エアコン装備車両において、ヒーター・ユニットの防水構造が不適切であるため、冷却水が洩れた場合、ヒーター・ユニット下部にあるボディ架装用配電盤に冷却水がかかり、電極部が錆びて腐食することがある。そのため、断線もしくは短絡により、架装されている装置類に電気が供給されなくなるおそれがある。 |
|
改善の内容 | 全車両、当該コンピュータ供給電源回路にヒューズを増設する。 全車両、ボディ架装用配電盤に保護カバーを取り付ける。 |
|
クレーム件数 | 国内:0件 | |
事故件数 | 国内:無し | |
発見の動機 | 本国メーカーからの情報による。 |
All Rights Reserved, Copyright (C) 2005, Ministry of Land, Infrastructure and Transport