平成17年7月21日 |
<連絡先>
|
自動車交通局技術安全部審査課
|
リコール対策室(内線42353)
|
代表:TEL03-5253-8111 |
リコールの届出について
マツダ株式会社から、平成17年7月21日、国土交通大臣に対して、下記車両についてリコールの届出がありましたので、お知らせします。
記
車名 |
マツダ |
通称名 |
RX−8 | 1車種 |
型式 |
LA-SE3P、ABA-SE3P
|
2型式 |
製作期間 |
平成15年2月14日〜平成17年6月30日 |
対象台数 |
31,431台 |
不具合の部位 |
原動機 前輪緩衝装置 (ロアアーム) |
不具合の状況 |
エンジン制御用コンピュータのプログラムが不適切なため、エンジンが高回転から下がらず、車両を停止させてもエンジンを切らない場合には、そのまま高回転で維持される場合がある。そのため、車体床面下部の温度が異常に上昇して樹脂製燃料タンク、電気配線、駐車ブレーキケーブルの被覆等が溶損し、最悪の場合、燃料漏れ、エンスト、駐車ブレーキの作動不良等に至るおそれがある。
前輪緩衝装置において、不適切な鍛造工程により製作されたロアアームが組み付けられたため、当該ロアアームのボールジョイントソケット部に亀裂が発生したものがある。そのため、サーキットでのコーナリング走行時等に、内輪が段差を乗り上げたり、急操舵、急制動を行った場合、ボールジョイントソケット部からボールスタッドが外れ、走行不能となるおそれがある。
|
改善の内容 |
全車両、樹脂製燃料タンク等を点検して、異常が認められるものは新品と交換すると共に、熱害防止パッドが装着されていない車両は当該パッドを装着する。また、エンジン制御用コンピュータのプログラムを書き換える又は当該コンピュータを対策品と交換する。
全車両、ロアアームの製造ロット番号を点検し、該当するものは当該ロアアームを良品と交換する。 |
クレーム件数 |
国内: 1件 1件 |
事故件数 |
国内:無し |
発見の動機 |
市場からの情報による。 |
備考 |
本届出の内 は、平成16年2月26日「届出番号1042」のリコール届出に新たに対象車を追加するものである。 |

All Rights Reserved, Copyright (C) 2005, Ministry of Land, Infrastructure and Transport