平成17年12月15日 |
<連絡先> |
自動車交通局技術安全部審査課 |
リコール対策室(内線42353) |
代表:TEL03-5253-8111 |
リコールの届出について
日野自動車株式会社から、平成17年12月15日、国土交通大臣に対して、下記車両についてリコールの届出がありましたので、お知らせします。
車名 | 日野 | |
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通称名 | 日野セレガ | 1車種 |
型式 | ADG−RU1ESAA | 1型式 |
製作期間 | 平成17年8月26日〜平成17年11月17日 | |
対象台数 | 164台(133台、64台、109台、164台、120台) | |
不具合の部位 | その他の装置(エアコン)、,後写鏡、動力伝達装置、原動機 | |
不具合の状況 | 大型観光バスにおいて、 エアコン駆動用ベルトを保持するアイドルプーリの構造が不適切なため、当該プーリのベアリングを潤滑するグリスが飛散するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該ベアリングが焼き付き、最悪の場合、プーリとベルトが擦れて発火するおそれがある。 左側後写鏡を取り付けるステーのブラケットの形状が不適切なため、車体側のブラケットとの間に隙間が生じて、ボルトを締め付けた際にステー側のブラケットに亀裂が発生するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、当該後写鏡が脱落するおそれがある。 右側後写鏡の角度を保持するナットのブラケットへの溶接が不適切なため、溶接が剥がれ当該後写鏡の角度が変わり、後方視界が確保できなくなるおそれがある。 電気エア式変速機用エアパイプを固定するブラケットの強度が不足しているため、エンジンの振動により当該パイプに亀裂が発生するものがある。そのため、エアが漏れて、最悪の場合、変速できなくなるおそれがある。 原動機制御コンピュータのプログラムが不適切なため、緩加速時に黒煙排出量が増加することがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、粒子状物質除去装置のクリーナに煤が大量に堆積し、最悪の場合、強制再生時にクリーナの温度が上昇し、装置が損傷して排出ガス値が基準を超えるおそれがある。 |
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改善の内容 | 全車両、 当該アイドルプーリを対策品と交換する。 左側後写鏡ブラケットを対策品と交換する。 右側後写鏡ブラケットを対策品と交換する。 当該ブラケットを対策品と交換するとともにエアパイプを新品と交換する。 原動機制御コンピュータのプログラムを書き変える。また、点検を行い粒子状物質除去装置が損傷しているものは新品と交換する。 |
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クレーム件数 | 国内:8件、 3件、2件、2件、1件 | |
事故件数 | 国内:火災1件 他はなし | |
発見の動機 | 市場からの情報による。 |
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