情報提供コストの負担について

情報プロバイダーの運用コストは、情報ソースの入手、データ整備、情報発信に関する通信費及び設備費に大別できる。
情報提供の基礎となる情報ソースについては、バス事業者や情報会社から有料で購入するケースが一般的であり、情報入手後、プロバイダーが自らデータ整備を行うことも多い。
情報プロバイダーの収入は、一般利用者への情報提供料による部分が大きく、その他では企業への公共交通情報販売、アプリケーション販売、広告収入等となっている。
プロバイダー各社では、直接収入の増加につながる一般利用者数確保のため、時刻表、経路検索機能の他、運行情報、沿線情報、駅立体図など、各社の独自性を持たせた情報提供を行うなど、サービスの魅力度向上の取り組みを実施している。

（１）情報プロバイダーの取組状況
　　③情報提供コストの負担について

　