公共交通情報の提供に関する利用者ニーズについては、多くの調査結果等で整理されている事であり、ここでは、バス事業者及び民間コンテンツプロバイダーの視点から見た、公共交通情報提供のニーズと普及の上での問題点・課題について整理します。

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1.コンテンツプロバイダーから見た公共交通情報提供のニーズ
民間コンテンツプロバイダーにとって、公共交通情報の提供は今後情報の充実を図りたいサービスの一つと考えられている。
現在のサービスは個人ユーザ向けの情報提供ビジネスであるが、公共交通情報に関する情報を充実することにより、企業ユーザ(他のプロバイダーへ、一般企業等)への販売可能性も意識されている。

2.バス事業者から見た公共交通情報提供のニーズ
バス事業者は各事業者のホームページを活用し、時刻表情報や系統情報、運賃情報等の提供を実施している。これらのサービスについては、一様に利用者から評価を受けておりバス事業者の公共交通情報提供に対するニーズは高いと言える。
また、インターネット等を活用した情報提供は、時刻表や運賃に関する個人及び企業からの電話による問い合わせ件数の減少に繋がり、バス事業者にとって業務効率化の面でもその整備意義は大きい。

3.公共交通情報提供の普及の上での問題点・課題
公共交通情報提供に関するビジネスモデルの不在
情報の標準化が必要。(バス停名称や系統命名規則等の標準化が必要)
情報提供を実施するセンター機能の担い手とそのランニングコストの負担
行政への期待。(事業者リストの作成、情報標準化の指揮、コスト負担)


U.『道路運送事業へのITS導入効果評価のための調査』調査結果概要
2.公共交通情報提供のニーズと普及の上での問題点・課題
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