市街地における道路は、建築物との関係において、単に通行の場であるのみならず、建築物の利用、災害時の避難路、消防活動の場、建築物等の日照、採光、通風等の確保など安全で良好な環境の市街地を形成する上で極めて重要な機能を果たしています。
このため、建築基準法では、道路と建築物との関係を基本として種々の規定を設け、建築物及びその敷地に対する一定の制約を課しています。
このように、建築基準法上の道路に関する情報は、私人の権利義務等に深く関係しており、また、建築主事や指定確認検査機関にとっても、建築確認申請の審査等を適切に行う上で必要不可欠な情報であり、特定行政庁においては、指定道路に関する図面(以下「指定道路図」という。)及び調書(以下「指定道路調書」という。)の作成・保存をはじめとする道路情報管理の適正化に関する施策を進めていくことが重要です。
指定した道路に係る情報の管理は、「指定道路図」と「指定道路調書」によって行われます。
■「指定道路図」とは、
指定道路の種類及び位置等を、付近の地形及び方位を表示した1/2500以上の平面図に記載したものです。
■「指定道路調書」とは、
指定道路の種類、指定の年月日、位置、延長及び幅員等を記載したものであり、指定道路ごとに作成するものです。
各特定行政庁における、道路情報の整備の状況は以下のとおりとなっています。なお、調査結果の詳細はページ下部よりダウンロードできます。
(調査時点:平成22年4月1日現在 調査対象:全443特定行政庁)
※当調査における作成済・公開済とは、都市計画区域及び準都市計画区域内の現時点で明らかになっている全ての指定道路について作成・公開されていることを指す。
・現在、約88%の特定行政庁において指定道路図を作成済又は調査・作成中である。
・平成22年度中には、約89%の特定行政庁が作成済又は作成に着手、約52%の特定行政庁が作成済となる予定である。
・現在、約40%の特定行政庁において指定道路図の一部又は全てを窓口で公開している。
・平成22年度中には、約51%の特定行政庁が一部公開、約36%の特定行政庁が公開済となる予定である。
・現在、約58%の特定行政庁において指定道路調書を作成済又は調査・作成中である。
・平成22年度中には、約65%の特定行政庁が作成済又は作成に着手、約24%の特定行政庁が作成済となる予定である。
・現在、約13%の特定行政庁において指定道路調書の一部又は全てを窓口で公開している。
・平成22年度中には、約24%の特定行政庁が一部公開、約13%の特定行政庁が公開済となる予定である。
| 特定行政庁名 | 公開内容 | |
| 指定道路図 | 指定道路調書 | |
| 北海道赤平市 | 公開済み | 公開済み |
| 北海道深川市 | 一部公開済み | 一部公開済み |
| 秋田県秋田市 | 公開済み | 公開済み |
| 埼玉県朝霞市 | 一部公開済み | 未公開 |
| 東京都江戸川区 | 公開済み | 未公開 |
| 東京都世田谷区 | 公開済み | 未公開 |
| 東京都台東区 | 公開済み | 未公開 |
| 神奈川県横須賀市 | 一部公開済み | 未公開 |
| 長野県長野市 | 一部公開済み | 一部公開済み |
| 大阪府和泉市 | 公開済み | 未公開 |
| 島根県 | 一部公開済み | 一部公開済み |
| 山口県山口市 | 公開済み | 未公開 |
| 長崎県平戸市 | 公開済み | 公開済み |
| 大分県大分市 | 一部公開済み | 一部公開済み |
国土交通省住宅局市街地建築課
TEL (03)5253-8111
(内線39635)