集団規定を巡る主要な論点の整理
★:今回、市街地環境分科会において報告をとりまとめたもの
0 「最低の基準」 (1)「最低の基準」の考え方 |
1 時代の変化に対応した実効性のある制度となっているか (1)規制目的と規制内容の再点検・分かりやすい規制のあり方 (2)規制目的に立ち戻った、容積率制限のあり方 (3)土地利用の変化などへのダイナミックな対応 (4)地球環境問題などへの対応 |
2 個性豊かな市街地環境の形成ニーズに柔軟に対応しているか (1)質の高い街並みやまちづくりへの対応(規制目的に立ち戻った斜線制限などの形態規制のあり方) (2)環境の性能 (3)低層住宅地の容積率制限 (4)地方分権の流れの中での規制のあり方 (5)建築協定等住民の意思としての建築ルールへの対応 (6)専門家・情報提供 |
3 不適格建築物や防災上の問題などに的確に対応しているか
(1)密集市街地等における建ぺい率制限のあり方 ★ (2)敷地の狭小化、オープンスペースの不足、基盤施設の不足など既成市街地の課題への対応 |
4 今回の「都市計画制度の見直し」に対応したもの
(1)都市計画区域外での集団規定の適用のあり方 ★ (2)用途地域外での大規模建築物等の規制のあり方 ★ (3)線引きが廃止された場合の用途地域外での容積率制限、建ぺい率制限等のあり方 ★ (4)より使いやすい制度のあり方(地区計画等) (5)土地の有効・高度利用を促進するための多様な仕組みのあり方 ★ |
5 その他 (1)敷地のコントロールのあり方 (2)スーパーブロックや狭小な敷地などへの対応 (3)狭隘道路の整備促進方策 (4)将来に向けた環境性能基準の導入の可能性(用途制限) (5)さらなる合理化の可能性(日影制限) (6)その他 |
○今回のとりまとめに係る論点以外については引き続き審議を行う。