住 宅 宅 地 審 議 会

「21世紀の豊かな生活を支える住宅・宅地政策について」

 住宅宅地審議会では、平成10年9月28日、建設大臣より「21世紀の豊かな生活を支える住宅・宅地政策はいかにあるべきか」について諮問を受け、住宅政策に関する事項は住宅部会に、宅地政策に関する事項は宅地部会に、それぞれ調査審議を付託し、以来、1年9カ月にわたり、両部会及びそれぞれの部会に設置された基本問題小委員会において、相互の連携を図りつつ総合的な調査審議を重ねてきました。その結果、ここに結論を得ましたので、最終的なとりまとめを行い、諮問に対する答申として提出することとしました。
 現在、我が国は、社会的にみれば人口減少社会の到来、少子・高齢化の進行、環境制約の増大、経済的にみれば安定成長への移行、土地神話の崩壊等さまざまな点から成長社会から成熟社会への移行という大きな変革期にあります。今回の答申においては、全ての国民が自らの努力に応じて良質な住宅宅地を確保できる環境を整えることにより、若年者の夢や、勤労者、高齢者の安心に支えられた、安定的な経済成長や健全で活力にあふれた豊かな成熟社会の実現を目指すことを目標として掲げており、そのため、我が国の住宅宅地ストックを今後の経済社会の潮流変化を踏まえた良質なものへと再生し、適切な維持管理を行うことにより、「居住」に関する多様な選択肢を用意するとともに、ストックの円滑な循環により国民の豊かな居住を実現する「市場重視」「ストック重視」を旨とした住宅宅地政策へ転換する必要があることを提言したものです。

 詳しい内容については、以下のファイルを御覧ください。



住宅宅地審議会総会(第109回)

日時:平成12621日(水)15:00〜16:00

場所:通商産業省別館944号会議室

  

・「21世紀の豊かな生活を支える住宅・宅地政策について」(答申)(pdfファイル)(docファイル

・答申の全体構成(pdfファイル)(jfwファイル

・答申の要旨(pdfファイル)(docファイル