住宅市場整備等推進事業の概要

 

1.目的

住宅の生産、供給、管理棟に係る市場基盤形成に資する事業等の総合的な推進を図るため、住宅市場整備の推進等に資する計画的な技術開発及び情報提供等の事業を行う者に対し、国が必要な助成を行うことにより、良質な住宅等の供給を推進することを目的とする。

 

2.制度概要

 

事業内容

 

(1)住宅市場基盤形成推進事業

・住宅の低コスト化、高性能化、生産性向上のための合理化工法並びに消費者保護及び建築系廃棄物のリサイクル推進に係る技術の開発・普及に関する事業

・木造住宅生産の近代化及び活性化等に関する事業

 

(2)住宅金融市場環境整備事業

・モーゲージバンカー等の競争条件整備

・住宅ローンアドバイザーに対する継続的な教育プログラムの開発・実施

 

(3)あんしん賃貸支援事業

・高齢者等を受け入れる事とする民間賃貸住宅等に係る情報提供

・借上げ公営住宅の候補となる住宅の登録制度等の整備等

 

(4)住宅履歴情報蓄積・活用促進事業

・住宅履歴情報の蓄積・活用に関する仕組み・ルールの検討

・セキュリティ確保方策等の情報管理の仕組みの検討

・住宅履歴情報の蓄積・活用の普及

 

(5)住宅瑕疵をめぐる紛争処理体制の充実

・防水部分や基礎部分に係る事故発生原因の体系的な調査・整理

・事故を未然に防ぐ技術的知見の修正及びこれらの知見を踏まえた住宅相談体制の整備

 

(6)建築物に係る監督体制・審査体制の強化等

・安全・安心な住宅等の供給に向けた社会インフラの整備

・改正建築基準法、改正建築士法の円滑な運用、施行のための体制整備

 

(7)民間事業者等の知見を活用した建築基準整備の推進

・住宅・建築物に係る技術基準整備のための検討

 

(8)新築住宅の瑕疵担保責任の履行確保

・住宅瑕疵担保責任保険制度の安定的運営の確保

・特別住宅紛争処理体制の整備

 

(9)マンション等安心居住推進事業

・分譲マンションの維持管理・再生に関する地域レベルの相談窓口の整備

 

(10)木造住宅の安全性・信頼性向上のための供給体制整備

・施工方法の開発・普及、事業者等を通じた消費者への啓発等

・建築確認・検査制度の見直しを円滑に図るための支援ツールの開発・普及等

 

(11)地域建材の活用等による木造住宅市場の活性化

・地域において行う木造住宅の供給体制整備、普及推進、担い手育成、企画開発

 

(12)伝統構法を活かした木造住宅の生産体制強化の推進

・伝統工法を活かした木造住宅を担う大工技能者に必要な知識、理論や技能の習得

 

3.公示情報

  公示情報については、こちらをご覧下さい。