■住宅建設の高コスト構造の是正

　○平成６年３月：「住宅建設コスト低減に係るアクション・プログラム」策定＜建設省決定＞

　○平成７年12月：「構造改革のための経済社会計画ｌ」＜閣議決定＞

計画の中に、住宅建設の「高コスト構造是正・活性化のための行動計画」に、コスト低減の目標を位置付け。

＜目標＞「２０００年までに、標準的な住宅の建設コストが、これまでの水準の２／３程度に低減することを目指す」

　○平成８年３月：「住宅建設コスト低減のための緊急重点計画」の策定＜建設省、法務省、厚生省、通商産業省＞

（主な内容）

1. 建築規制体系の抜本的な見直し等
2. 輸入住宅、海外資材・部品の導入の円滑化等
3. 住宅建設コスト低減を図るリ−ディング・プロジェクトの推進
4. 消費者に対する的確な支援体制等の整備
5. 住宅生産の合理化

（これまでの主な措置事項）

1. 枠組壁工法用製材の米国ＷＷＰＡ格付規格の認定の実施（４月）

＊ＷＷＰＡ：西部木材製品協会米国の製材格付け機関の一つ

2. 輸入住宅情報ダイヤルの設置（４月）
3. 水道指定工事店制度の見直し等に係る水道法の改正（６月）

　○平成９年５月：「経済構造の改革と創造のための行動計画」

• 今後成長の期待される１５分野の一つとして住宅関連分野が位置づけられ、その具体的施策パッケージとして、緊急重点計画の着実な推進が必要とされた。

■住宅産業の構造改革

　○平成９年３月：「住宅産業ビジョン（住宅市場の構造改革と住宅産業の新たな展開）」＜建築審議会・建築生産分科会報告＞