Q1
 免許をとるにはどうすればよいのでしょうか。

 A @小型船舶操縦士免許をとるには、国家試験を受験することが必要です。
       国家試験は身体検査、学科試験と実技試験です。
     

     A国家試験を受験するために、独学やボートスクール等で試験の準備を
       する方法のほか、小型船舶教習所で学科と実技の課程を修了する方
       法があり、教習所の課程を修了すると、学科試験と実技試験が免除に

       なります。詳しくは「国家試験機関」又は「登録小型船舶教習所」にお問
       い合わせください。

 


Q2 平成15年5月以前から所有している免許はどうなるのでしょうか。

A 平成15年5月以前からお持ちの免許は、次のとおり新免許にみなれ
     れます。


  
      

Q3 平成15年5月以前から所有している海技免状は、15年6月以降
      も使えるのでしょうか。

A 平成15年5月以前からお持ちの海技免状は、その有効期間が満了
    するまでは、新たな免許証とみなされ、引き続き有効なものとしてご
    使用いただけます(次の更新の際(失効した場合は失効再交付の際)
    に新しい免許証に引き替えになります。)。
      なお、
平成15年の6月以降に初めて更新等の手続きを行う際には、
    「本籍の 記載のある住民票の写し」が必要になり、また、申請時の写
    真のサイズもパス ポートサイズ(45mm×35mm)が必要になりますの
    で、ご注意ください。
 

Q4
 旧制度の5級免許所有者が、上級等の免許を取得する場合の試験
      の免除はあるのでしょうか。

A 旧制度の5級免許(現在では、2級(1海里限定)+特殊免許)を持って
     いる方にも、上級等の免許を取得する場合の試験の免除はあります。
     詳しくは、「上級免許等を取得する場合の試験免除」のページをご覧下
     さい。

Q5
 1級(又は2級)の免許でも水上オートバイを操縦はできるのでしょう
      か。

A 1級(又は新2級)の免許だけでは、水上オートバイを操縦することはで
    きません。
    水上オートバイを操縦するためには、「特殊」の免許が必要になります。


Q6 医師の診断書が無くても、直接、試験会場で身体検査を受けられま
      すが、 身体 検査に合格しないで、そのほかの試験を先に受験する
      ことはできる のでしょうか。

A 身体検査に合格していない方は、学科及び実技試験は受験できないこ
     とになっていますので、
検査の合格に不安のある方は、事前に、海洋レ
    ジャー安全・振興協会が設置する「身体適性相談コーナー」において、
    無料で相談、確認等を受けていただくことをおすすめします。
また、視
    力が0.6未満の方については、
検査当日に眼鏡等を忘れて不合格に
    ならないように注意しましょう。

     また、弁色力について不安のある方は事前に、同コーナーで無料で相
    談、確認を受けることができます。 なお、弁色力の基準については、平
    成17年1月1日より従来の色覚に関する基準が廃止され、 「夜間にお
    いて船舶の灯火の色を識別できること」の基準に変更されています。

Q7
 酒酔い操縦の禁止により、アルコールは一滴も飲んではいけないこ
      とになったのでしょうか。

A 今回の酒酔い等操縦の禁止は、飲酒等の影響により、注意力や判断
    力が低下しているなど、正常な操縦ができない恐れのある状態で操縦
    することを禁止するものです。しかしながら、航行の安全確保のために
    は、操縦する際には、飲酒は控える必要があります。

Q8
 免許者以外の操縦の禁止により、「海の日」等に行われる体験乗船
      はできなくなったのでしょうか。

A 「海の日」や港祭り等で、水上オートバイ、港内での体験乗船を行う場
    合にも、民間ボート教室での実技教習などと同様に、免許を有していな
    い人が操縦(必要な資格を持った船長の操船指揮は必要)をしても安全
    であることが確認され れば、自己操縦の免除を受けることができます。
    必要な手続きについては、最寄りの運輸局にご相談下さい。

Q9 単独乗船での漁船で漁ろう作業を行う際の救命胴衣等の着用に
      ついて、適切な連絡手段を確保していればその着用が免除されま
      すが、「適切な連絡手段」とは具体的にどのようなものがあるので
      しょうか。

A 適切な連絡手段とは、次のようなものがあります。
    
    ・ 防水機能付きや防水パックに入れるなど防水措置された携帯電
      話(通話圏内であること。)を身につけておく手段


    ・ 他の小型漁船等と密集して漁労作業に従事する場合、船外に転
      落した際に、大声により助けを求める手段

      なお、以上のような連絡手段を確保している場合であっても、より
     安全に漁ろう作業を行っていただくために、救命胴衣等の着用をお
     すすめします。

Q10 遵守事項に違反した場合は、どうなるのでしょうか。

A 遵守事項に違反し、一定基準に達すると、免許停止等の行政処分
    を受ける場合があります。なお、再教育講習を受講すると、この行
    政処分が免除又は軽減されることになります。
    詳しくは、「行政処分について」のページをご覧下さい。