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  大臣会見要旨(平成18年5月12日)
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平成18年5月12日(金)
8:44〜8:52
衆議院議員食堂

 

   

閣議・閣僚懇

 おはようございます。本日の閣議は一般案件が2件、国会提出案件が12件、法律の公布が2件、港湾法の改正法が公布決定されました。政令の決定が1件、同じく港湾法の関係での政令の決定です。人事案件が3件です。今日の閣議でJR北海道、JR四国、JR九州、JR貨物の会社の社長人事について御了解をいただきました。正式にはこれらの人事は6月下旬に開催されます各社の取締役会で決定される予定です。私からは以上です。


質疑応答

 
(問) 横田空域の返還問題ですが、日米両声文の最終報告では、今年の10月までに返還空域を特定して、2008年9月までに一部返還するというように合意されましたが、この辺の見通しについてはいかがでしょうか。
(答) 御承知のとおり、羽田は再拡張をこれから進めていきます。2009年中には4本目の滑走路の供用開始をしたいということで今進めているわけですが、今でも羽田空港は満杯状況、そして4本目の滑走路も供用開始ということで、ますます羽田の需要が大きくなってくるわけです。そういう中で安全な航行、また、より効率的な航行ということを考えますと、この横田空域の削減ということは必要不可欠なことでして、これまでも国土交通省は関係各省と連携をとって、先般、最終報告が出ました日米の協議の中で、一つの私どもからの要請ということでまとめてきました。最終合意で、今申し上げたような形で合意になったことは良かったというように思っています。今後は日米間で今仰ったことを踏まえて具体的に協議をしていくことになると思います。具体的な協議の場も設けられますし、そういう中でしっかりとこちらの要請を申し上げていきたいと思っています。
 
(問) 北海道開発局の職員削減の関連なのですけれども、先日国交省の方で861人という数字を出されましたが、有識者会議では千数百人とも言われていますけれども、いずれにしても相当開きがあると思いますが、今日の有識者会議はどのような態勢で臨まれますか。
(答) 今日、前回の有識者会議の方から御指摘のあったことについて、いくつかありますが現在の検討状況を報告をさせていただきたいと思っています。詳細はこれからのことですので、また終わってから御報告をさせてもらいたいと思います。
 
(問) JR東日本のトラブルなのですけれども、昨日も信号トラブルで4時間以上止まるという輸送障害がありまして、今率直に申し上げて多いかなという気がしているのですが、その技術的なトラブルの情報が共有されていないのか、いざ起きた時の対処方法に問題がないのか、その辺の今回の状況をどのように捉えられていますか。
(答) 今回のトラブルの原因については今調査してます。JR東日本でなぜそのようなトラブルになったのか、鋭意調査をしていただいていると思っています。仰っているとおり、最近JR東日本は首都圏で様々な理由によって一時不通になるということが続いています。首都圏のサラリーマンの方々にとっては、大変なご苦労を強いているわけでして、JR東日本においては、首都圏における本当に大事な足を担っているわけでして、最近そうしたことが続いていますので、是非引き締めてやっていただきたいと思っています。それぞれ一つ一つのトラブルについて、なぜそのようになっているのかということをしっかりと明らかにしてもらいたいと思っています。また再発防止に向けて取り組んでもらいたいと思っています。
   
(問) 横田空域の関係で昨日定期航空協会の方が、2009年の拡張の前にできるだけ早い時期からそうやって実際に削減をして実践してほしいという要望がありました。これについての御所見をお願いします。
(答) ともかくこれから日米間の協議が具体的に始まっていきますので、私どもとしてはできるだけ早く空域が返ってきた方がいいに決まってます。その方が効率的な航行もできるわけですから。いずれにしましても単にこちら側だけの問題ではなくて軍用機の運用の問題もあるわけですからよく協議をしていきたいというように思っています。
   


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