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  冬柴大臣会見要旨(平成18年10月6日)
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平成18年10月6日(金)
8:50〜8:55
衆議院議員食堂
冬柴鐵三

 

   

閣議・閣僚懇

 おはようございます。早速、質問からお願いします。


質疑応答

 
(問) 直接の所管業務とは少し離れるのですが、この週末に安倍総理が中国、韓国に訪問されますが、このタイミングでの首脳会談の実現をどう評価されるか、この会談に何を期待されるのか、お願い致します。
(答) 非常に良いタイミングであり、国民の期待も非常に大きいと思います。前内閣におかれましては、経済の部分については非常に拡大して、アメリカを抜いた貿易量というようなものが日中間では行われておりますし、日韓においても相互依存関係が緊密になりつつあります。その様な中で、前内閣において、首脳間会議ということが行えない外交上不正常な状況が続いていたと思います。どちらに責めがあるかは別としまして、そういう状況になったわけですが、新しい内閣発足と共にその点を打開するために、安倍内閣総理大臣が直接最初の訪問国として中国を選び、引き続いて韓国へ行かれることは、そういう面をこの際打開していこうという意欲が非常に感じられますし、国民の期待も非常に大きいと私は思います。この成功を祈っているところです。
 
(問) 国交省の出先の地方整備局と国交省所管の公益法人が、偽装請負の疑いで立入調査を受けたということについて、御感想を伺いたいのですが。
(答) 我が方の出先機関が、請負契約ということであれば、発注者である出先機関が請負契約を受けた方の従業員や職員に対して、直接指示をしたり、労働上の指揮、監督をするということはできないわけですが、その点について、疑いを持たれたということについては、非常に残念だし、遺憾に思います。ただ、それが今後どのように判断され、どういう指示があるかは、まだ分かりませんけれども、もしその指示が行われたとするならば、それを遵守して、請負であれば請負契約の枠できちんとやってもらうとともに、弘済会の件については、この派遣労働者の法的手続きをとってもらうなど、不正常な状況を一日も早く解消しなければならないと考えています。
 
(問) 先ほどの中国、韓国首脳との会談の話なのですけれども、北朝鮮の方が核実験を行うかもしれないということを言っていますけれども、これについての議論について、どういう中身を首脳会談に期待されますか。
(答) 従来北朝鮮に対する強い発言力を持っているのは中国と韓国です。大変大きな支援をしています。そういうことから、そういう無謀なことをやめるべきだということを、是非両国からも発言されることを期待しておりますし、もちろんそれを根本的に解決するためには、6者会合へ出席をする、そこで様々な問題があれば話し合うべきであって、いろいろ国際的な秩序というものを壊し、平和に対する脅威を与えるようなことはやめるべきだということを是非勧告して欲しいということは、そういう話が現実として行われるかどうかは別として、私としてはそのような期待をいたしております。
 


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