国土交通省 Ministry of Land, Infrastructure and Transport Japan
冬柴大臣会見要旨(平成19年2月13日)

メニューを飛ばしてコンテンツへ進む

 

 

 


  冬柴大臣会見要旨(平成19年2月13日)
ラインBack to home

 

平成19年2月13日(火)
8:48〜8:53
衆議院議員食堂
冬柴鐵三

 

   

閣議・閣僚懇

  本日の閣議は、国会提出案件が12件、法律案の決定が15件と人事案件です。当省の関係では、法律案の決定が3件ありました。「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律案」、「広域的地域活性化のための基盤整備に関する法律案」、「港湾法及び北海道開発のためにする港湾工事に関する法律の一部を改正する法律案」の決定がありました。以上です。


質疑応答

 
(問) 今、広域的地域活性化の法案の閣議決定のお話がありました。今国会、格差是正が大きなテーマだと思いますが、地方間格差の是正に、そのような地域活性化に関する法律などの施策の優先配分をするというようなお考えはございますか。
(答) 地域活性化は内閣の重要課題でして、総理も再三論及をされていますが、関係各省が連携して取り組む中、国土交通省の最重要施策の1つとして本法律案を提出させていただいたところです。本法律案においては、地域の発意、創意工夫に基づいて都道府県に計画を作成していただいて、地域の自立・活性化に向けて、様々な主として民間の活動を支える基盤の整備と、地域の創意に基づくソフト事業を国が交付金等で一体的に支援することとしたものです。この制度は、まさに、やる気のある地域が独自の取組みを推進し、知恵と工夫にあふれる「魅力ある地域」に生まれ変わるための努力を応援するものでして、国としてもそのような都道府県の思いをしっかりと受け止めて、きめ細かく対応していきたいと考えています。なお、今回の19年度予算でこれに対して360億円の予算を計上していますし、また国土交通省が認定した事業に対する民間都市開発推進機構からの出資等の資金的な支援も行うことができるように、いわゆる「頑張る地域」、「やる気のある地域」を引っ張り上げていこうという趣旨で制定する法律です。
   
(問) 宮崎沖の漁船の沈没事故で、昨日3人が救助されたということですが、証言によると、大型船がぶつかって逃げたということのようなのですが、これについてご所感と現在の捜査状況についてご存じのことがありましたら伺いたいのですが。
(答) ご案内の通り、9日の午前中にこのようなことが起こったということを、私も連絡を受けまして、大変心配していたのですが、海保の十管が巡視船やヘリを飛ばして、昼夜を分かたず、実に丸2日間捜索しました。最初は、船が沈んでおり、浮いている船尾には船名が明瞭に認められる、しかし乗組員等については行方がわからないという報道に接しまして、大変心配していたのですが、40時間を超える長い間の捜索で、最終的には、海保のヘリが3名がボートに乗っておられるということを確認したという報告を受けました。私から、海保の乗組員の方も昼夜を分かたず頑張っていただいてご苦労さまでしたとメッセージを送って、船長から乗組員に伝えられたという報告を受けたところです。救助された3名によると、白い大きな船に衝突されたとのことですが、今海保において捜査中でありまして、まだその内容については私は承知はしていませんし、報告も受けていません。捜査中です。
 

過去の大臣会見へ

ライン
All Rights Reserved, Copyright (C) 2007, Ministry of Land, Infrastructure and Transport