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冬柴大臣会見要旨(平成20年3月18日)

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  冬柴大臣会見要旨(平成20年3月18日)
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平成20年3月18日(火)
9:14〜9:24
参議院議員食堂
冬柴鐵三

 

   

閣議・閣僚懇

  おはようございます。本日の閣議は、一般案件が4件、国会提出案件が17件、政令の決定が8件と人事案件です。当省に関係するものでは、政令の決定が2件、「水源地域対策特別措置法第2条第2項のダム、同条第3項の湖沼水位調節施設及び第9条第1項の指定ダムを指定する政令の一部を改正する政令」と「一般国道の指定区間を指定する政令の一部を改正する政令」の決定がありました。
 私から一点ご報告をさせていただきたいことがあります。先ほど内閣総理大臣が本部長、内閣官房長官と私、国土交通大臣が副本部長を務める第3回目の総合海洋政策本部会合が開催されまして、海洋基本計画案が了承されるとともに、その後引き続き開催されました閣議におきまして、計画案が閣議決定されました。政府の海洋政策の基本的な方針や今後、総合的・計画的に講ずべき海洋施策を定めた本邦初の海洋基本計画は、我が国の海洋政策の土台であります。我が国がさらなる発展を遂げていくためには、総合海洋政策本部の下、計画に掲げた施策を具体化し、新たな海洋立国の基盤づくりに取り組んでまいりたいと考えています。なお、本日の総合海洋政策本部会合では、海洋に関する幅広い分野で功績を上げられた方々を讃える海洋立国推進功労者表彰を、今年から新たに内閣総理大臣表彰として設けることについて、私から報告をしました。私からは以上です。


質疑応答

 
(問) 道路特定財源関連の政府案について与党の方で修正の動きというのが先週末から続いていますが、それについて大臣のご所感をお聞かせください。
(答) 私としては、財特、租特を一括して年度内に成立をさせていただくことが最良だと考え、それに向け毎日努力をしているところです。今日も参議院予算委員会でテレビ入りで審議がなされます。それについても議長のご意見の中にもそういう話もありますから、政府あるいは内閣でその旨のご努力をされているのだと思いますが、内容については伺っていませんし、また、コメントをするのも適当でないと思います。
   
(問) イージス艦の事故が明日で1ヶ月たちます。最近では海上保安庁からのレクも行われていませんし、中間とりまとめの発表の時期にきていると思いますが、どうなのでしょうか。
(答) 一度長官と相談します。我々としては、行方不明の方の捜索をしてきましたけれども、海流とかの影響で相当範囲が広くなり、通常の警戒態勢に入りました。そういう意味で、捜索とか、その辺りについて特に手を入れてはいません。ただ、衝突海域におけるルーチン作業は行われています。あなたがおっしゃったような観点で、一度長官とも相談してみましょう。
(問) できるだけ速やかにというお考えはあるのですか。
(答) そうです。締めといいますか、そういう形でこれまでの流れを報告させていただくようにしましょう。
   
(問) 日銀総裁人事が引き続き難航していますけれども、ご感想等はありますか。
(答) 19日が期限ということになりますので、官邸中心に懸命に調整されていると思います。
(問) このままいくと、空白ということも現実味を帯びてきていますけれども。
(答) それはわかりません。努力をしておられると思います。
(問) これは特措法の関係もありますけれども、ある程度、特措法修正とか、そういう譲歩の形を出しておいて、日銀総裁人事に関しても差し替えの人事を出しておいて、結局強行するのではないかという見方もあるのですけれども。
(答) 私は所管でもないので、官邸中心に調整を進められていることですから、今の話では国会対応も含んでいますので、私はコメントできません。
   
(問) 道路特定財源から各地方整備局のタクシーチケット代が支出されていたことが国会でも出ていたと思いますが、この件に関して大臣のご所見をお願いします。
(答) 今、調査をしています。それが真に必要なものであったのか、過大なものであったのか、きちっと調査して結論を出したいと思います。私も新聞を見ましてびっくりしました。金額も大きいし、ただ、勤めている人数も多い上に、地方整備局も多いわけですから、そこでどのような状態の中で使われたのか、よく調査した上で、違法なものは無いと思いますが、妥当でないものは直ちに改めなければなりません。今、調査をさせているところです。
   
(問) 予算委員会で松島副大臣が、異例ともいえる出入り禁止処分となりました。副大臣はもともと記者で、記者ではよく出入り禁止はありますけど、議員で出入り禁止とはなかなか聞いたことがないですが、何かご意見をお願いします。
(答) 私のところの副大臣ですので、そのようなことを受けたということは大変残念な思いですが、彼女は私のところに直ちに謝りに来ました。委員長の制止が聞こえなかったそうです。あまりにもヤジ、怒号が大きく、そのため自分も一生懸命大きな声で答弁していましたから、委員長から制止を受けた意識はなく、ご迷惑をかけてしまったことを誠に申し訳ありませんと、もっと沈着冷静に発言をすべきだったという反省を込めて私のところに謝りに来ました。二度とそのようなことがないようにと申し上げておきました。申し訳ないと思います。
   

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