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ゴールデンウィークにおける観光旅行の動向について(旅行実施の状況、潜在需要の分析等)

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最終更新日:2010年6月28日

 観光庁では、平成22年度より観光旅行のピーク時期(GW、お盆、年末年始)の観光旅行の動向を調査することとしており、その第一弾として、ゴールデンウィークにおける観光旅行の実施状況、宿泊施設・観光地の状況等についてとりまとめました。また、ゴールデンウィークの混雑緩和等による旅行需要の創出効果について試算を行いました。
1.ゴールデンウィークにおける観光旅行の動向(調査概要はページ下部参照)

(1)国内旅行の実施状況
[1]旅行消費額等
 ・ゴールデンウィーク(GW)における国内旅行の実施率は、宿泊旅行で20.2%、日帰り旅行で35.0%。
  また、旅行消費額については、約1.4兆円(宿泊旅行:約9,272億円、日帰り旅行:約4,454億円)と推計。
 ・国内旅行の同行者は、「家族」が70.5%と最も多く、次いで「一人」(11.7%)が多い(別添1)。

         旅行実施率   旅行回数    消費額単価       旅行消費額
 宿泊旅行    20.2%   1.05      42,874円      9,272億円
 日帰り旅行   35.0%   1.42       8,776円      4,454億円

 ※国内旅行は、観光・帰省等を目的とする旅行が対象(ビジネス目的の旅行は含まない)。
 ※「旅行回数」は、旅行実施者の旅行回数の平均。
 ※旅行消費額の算定に当たっては、調査回答者の旅行性向に基づく補正を行っている。

[2]国内旅行の実施に関する意向
 ・4月上旬の時点において、GWに国内旅行を計画していた人の割合は、宿泊旅行で27.0%、日帰り旅行で
  53.1%となっているが、実績ベース(旅行実施率)では、宿泊旅行で20.2%、日帰り旅行で35.0%と
  減少している(別添1)。
 ・GWにおける混雑」(※)が緩和された場合、GWに国内旅行(宿泊・日帰り)に行かなかった人の32.1%が、
  「国内宿泊旅行に行くと思う」と回答。また、国内旅行(宿泊・日帰り)に行った人の35.7%が、「国内宿泊
  旅行にもっと行く」(旅行回数・宿泊数を増やす、日帰り旅行を宿泊旅行に変更する)と回答(別添2)。
 ・「GWにおける混雑」(※)が緩和されても国内宿泊旅行に対する意向に変化がない人について、混雑緩和に加え、
  旅行料金(宿泊料金、パックツアー料金)が低減される場合の旅行意向を確認したところ、料金が3割安くなれば、
  GWに国内旅行に行かなかった人の20.3%が「国内宿泊旅行に行くと思う」と回答。また、GWに国内旅行(宿泊・
  日帰り)に行った人の28.2%が「国内宿泊旅行にもっと行く」(旅行回数・宿泊数を増やす、日帰りを宿泊にする)
  と回答(別添3)。

 ※「GWにおける混雑」は、道路の渋滞、飛行機や鉄道等の座席確保の難しさ、宿泊施設の確保の難しさ、観光地での
  人混み等を含むもの。

(2)宿泊施設、観光地点における状況(別添4)
[1]宿泊施設
 ・5月1日(土)~5月4日(火・祝)の客室稼働率は、平均92.3%。また、その前後の期間の客室稼働率は、
  4月22日(木)~4月28日(水)において平均52.0%、5月6日(木)~5月12日(水)において平均47.6%
  となっている。
 ・4月29日(木・祝)~5月5日(水・祝)の期間における宿泊料金(円/人泊)の水準は、130(平日を100と
  した場合)。100~150程度の水準で料金を設定する施設が多い。
 ・4月29日(木・祝)~5月5日(水・祝)の期間における宿泊予約を断った件数は、約101件(1施設当たり)。

 ※全国の主な観光地の宿泊施設から約500施設を抽出し、調査票への回答のあった252施設について集計。

[2]観光地点
 ・5月1日(土)~5月5日(水・祝)における全国424の観光地点における入込客数は、1,475万人。
  また、その前後の期間の入込客数は、4月22日(木)~4月28日(水)において448万人、5月6日(木)
  ~5月12日(水)において421万人となっている。
 ・昨年度のゴールデンウィークと比較して、入込客が「増加した」地点は47%、「減少した」地点は25%、
  「ほぼ同じ」地点は27%。
 
 ※全国の主な観光地点から約500地点を抽出し、調査票への回答があった424地点について集計。

2.ゴールデンウィークの混雑緩和による国内旅行需要の創出効果について
≪混雑緩和による経済効果≫(別添5)
 ・休暇取得の分散化の効果を推計するため、国内旅行の実施意向(1.(1)[2]を参照)をベースに、GWの
  混雑緩和により創出される国内旅行需要(宿泊・日帰り)について試算したところ、約1兆円(9,890億円)
  との結果となった(※)。

<参考>旅行料金の低廉化による経済効果
 ・国内旅行の実施意向(1.(1)[2]を参照)をベースに、GWにおける「混雑の緩和」及び「旅行料金(宿泊料金、
  パックツアー料金)の低廉化」による新たな旅行需要を試算したところ、混雑緩和による約1兆円の需要創出
  に加えて、旅行料金が3割低減した場合には、宿泊旅行者数の増加等により、約0.3兆円の新たな国内宿泊
  旅行の需要が創出されると推計(※)。

 ※新たな国内旅行需要として、国内旅行の旅行者数・旅行回数・宿泊数の増加、日帰り旅行から宿泊旅行への
   変更を想定。
 ※試算に当たっては、調査回答者の旅行性向、旅行意向と旅行実績の関係に基づく補正を行った。

<参考>ゴールデンウィーク調査の概要
需要側調査(1.(1)及び2.の分析のための調査)
 ・本年のGW時期においてインターネット調査を2回実施。調査[2]は調査[1]の回答者への追跡調査。
<調査[1]> 実施時期: 4月3日~6日、 調査対象者数: 14,466人
<調査[2]> 実施時期: 5月15日~16日、調査対象者数:10,301人

供給側調査(1.(2)の分析のための調査)
[1]宿泊施設に対する調査
  全国の主な観光地の宿泊施設を対象に、全国で502施設を抽出し、調査票への回答があった252施設について
 集計を実施。
[2]観光地点に対する調査
  全国の主な観光地点について512地点を抽出し、調査票への回答があった424地点について集計を実施。
このページに関するお問い合わせ
観光庁観光経済担当参事官付
神山、渡辺、奥山、吉田
代表 03-5253-8111
(内線27-219、27-211、27-204、27-217)