世界観光機関(UNWTO)の理事国に再選~第23回UNWTO総会の結果について~
最終更新日:2019年9月13日
11日(現地時間)、観光に関する国連専門機関であるUNWTOの第23回総会がロシアで開催され、日本のUNWTO理事国の再選が決定しました(任期は2019-2023年)。
1.UNWTOについて
観光に関する唯一の国際機関WTO(世界観光機関)として昭和50年に設立。加盟国158ヶ国、準加盟国6地域、賛助加盟員約500団体。世界の観光振興を図るべく、観光政策に関する意見交換、観光分野での技術協力、観光統計の整備、各種セミナー等を実施しています。平成15年12月、国際連合の専門機関となりました。本部はスペイン・マドリッドに所在します。なお、UNWTO唯一の地域事務所として奈良にアジア太平洋センターが設置されています。
2.理事国の再選
日本の理事国就任は平成27年に25年ぶりに就任して以来2期連続となります。理事国として、世界の観光振興の発展や持続可能な観光の実現に寄与して参ります。なお、今年12月にはUNWTO/UNESCO、京都市等と連携し『第4回観光と文化をテーマとした世界会議』を京都で開催する予定です。
【参考1】UNWTO第23回総会開催概要
1.日 時 : 令和元年9月10日(火)~令和元年9月13日(金)
2.場 所 : ロシア・サンクトペテルブルク
3.参 加 : UNWTOに加盟する158ヶ国及び6地域からの代表団
4.我が国からの出席 : 観光庁 髙科国際観光部長
【参考2】UNWTO理事国選挙
現在、理事国の議席数は35議席。現在、我が国が所属する東アジア太平洋ブロックはそのうち4議席が割り当てており、日本・中国・韓国・タイが理事国となりました。
観光庁国際関係参事官室 岡田、中島
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FAX 03-5253-1563