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報道・会見
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久保長官会見要旨

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最終更新日:2015年2月23日

日時:2015年2月18日(水) 16:00~16:23
国土交通省会見室 久保観光庁長官

会見事項

(2015年1 月の訪日外国人旅行者数)
  • 本年1月の訪日外国人旅行者数は、1月として過去最高となる121.8万人となり、前年同月比で29.1%増となった。
  • 昨年は1月末から始まった中国等の旧正月、春節休暇が本年は2月となったものの、全般的には引き続き好調であった。
  • これは、ビザの大幅緩和、免税制度の拡充や、円安進行による訪日旅行の割安感の浸透に加えて、訪日プロモーションにより雪等の冬の魅力発信が奏功したと考えられる。
  • 市場別に見ると、韓国において、前年比40.1%増の35.8万人となったが、全市場を通じて単月で30万人を超えたのは、1964年の統計開始以来、初めてのことである。
  • 韓国では、昨年秋以降の円安の進行による訪日旅行のお得感や、北海道の魅力をPRした訪日プロモーションなどにより、訪日旅行が大変盛んになっているものと考えている。
  • また、南半球の豪州では、豪州の夏にスノーリゾートを楽しめる目的地としての日本の人気が完全に定着してきており、前年比30.1%増の4.9万人、単月で過去最高となった。スノーリゾートに関する訪日プロモーション効果もあり、パウダースノーを求めて、従来から人気があったニセコや白馬に加え、野沢温泉や妙高高原等の人気も高まってきている。
  • 今後は2020年・2000万人に向けて、引き続き、全力で取り組んで参りたい。

質疑応答

(問)1月の訪日外国人数が、一般的には1月は閑散期に当たる季節になると思うが、非常に好調な数字だと思うが長官の率直な印象を教えてほしい。
(答)
  • 昨年、10月以降に日本を、訪れる外国人旅行者数が非常に好調な状況にあったので、本年1月において昨年の後半特に10月以降の好調が継続しているものだと理解している。先ほどもお話ししたが、昨年は旧正月休暇が1月末から始まっていたが今年は2月からとなったものの、昨年後半10月以降の好調が1月においても持続していると考えている。
  • 特に、全体として端境期となる冬の季節であるが、冬の日本の魅力という形が浸透してきたということがあると思う。
 
(問)春節商戦だが、今日から商戦が始まったわけだが中国人の海外旅行者数が大幅に増えるという事前予測があるが観光庁あるいは長官の見方を教えてほしい。
(答)
  • 旧正月、いわゆる「春節」は、旧暦にあわせて毎年時期が変動し、休暇期間は各国地域毎に異なるが、例えば中国では、本日が春節の大晦日に当たり明日からお正月であり、国としては今日から24日まで7連休だと承知している。
  • 昨年来の円安や10月以降の免税制度拡充の効果の継続、中国については1月19日からのビザ緩和など、例年にも増して、訪日数を押し上げる好条件が揃っていると考えている。
  • JNTOの海外事務所からの報告によると、現地旅行会社へのヒアリングする限りにおいては、この春節休暇中の訪日旅行商品の販売は、極めて好調だと報告を受けている。
  • この春節に合わせて、観光庁あるいはJNTO共々で、日本には色々な魅力があるが、買い物・ショッピングの魅力発信ということで、去年も行ったが今回も昨年12月から集中的なプロモーションを実施している。
  • 具体的には民間のジャパン・ショッピング・ツーリズム協会と連携をして全国で2万店舗が参加するフェスティバル、ジャパン・ショッピング・フェスティバルにおいて様々な媒体を通じて海外に発信をしているので、その成果がでてくるのではないかと期待をしている。
 
(問)今年は、(春節が)2月にずれ込んだのに(中国人訪日客数は)1月が前年同月比45.4%と、好調な数字であるが、このままいくと2月の中国人訪日客の数字はかなり大きくなると思う。まずその点を長官としてどの程度見込んでいるのか。また、受入の体制として、それだけの人が来るので現状で整っていると言えるのかどうかを教えてほしい。
(答)
  • 今45.4%とお話があったのは中国からの訪日客が春節前にも関わらず多くの方が来てくれたという事だと思う。
  • 春節に合わせて中華圏全体に対して情報発信をしているが、先ほども申し上げた民間団体と一緒になってプロモーションをしているので、2月のこの「春節」の本番に際しては、非常に多くの方が来られると期待している。どの程度の数字になるかは予想できないが沢山の方が来られると思う。
  • 一方で、今おっしゃった様に大変多くの方が来られているので、こうした状況に対応して出入り口は基本的に空港、港になるので、空港、港における体制、そこでのCIQ体制の強化ということも重要視している。一定の措置にも取り組んで頂いている。
  • 特に地方の中心空港において、混雑緩和、受入能力の向上ということで具体的に対応を取ってきたところであるが、尚、万全を期する必要があると思う。
 
(問)1月に入り好スタートであるが、年間の目標についてもう一度お伺いしたい。
(答)
  • まだ、1月は1ヶ月しか経っていないので、2015年の訪日数はまだ何とも言えない。前回の時は1500万人台を見込んでいると申し上げたが、更にどういった数字になるかは単月だけでは予測は難しいと思っている。
  • もう少しすれば我々としてもどういう数字になるかを見て、受入の体制も地域に着目してそれぞれの地域においてどういうことを対応していくべきなのか、ということを含めて考えていく必要があると思っている。
(問)1500万人は堅いか。
  • 1月がスタートする前に1500万人台にはなる事を見込んでいるとお話しし依然としてそう思っているが、具体的な数字についてはもう少し月が経過してからになる。
  • 受入の関係や、あるいはマーケティングの関係でも一定の予測をしていく必要があるので、しばらく時間がたった時点で対応あるいは予測の精度を上げていくのかなと思っている。
 
(問)春節についていくつか質問がでて、期待しているとおっしゃっているが具体的にどう期待しているのか。
(答)
  • 先ほどは特に日本国内での消費行動について着目しお話したが、民間と一緒になって訪日旅行の魅力の一つであるショッピングということに対して、一層の拡大を期待している。
  • これは中国だけではなく、中華圏を含め多くの国を対象に民間団体と一緒になり観光庁とJNTOでは昨年の12月以降に発信していたのでその成果を期待している。
  • このジャパン・ショッピング・フェスティバルは、2年目に入り地域も拡大し参加されるお店の数も増えているので、各地において小売りの世界を通じて消費を刺激するということが全国各地で起こることを期待している。
 
(問)訪日外国人数では中国、韓国がトップだが、観光交流とは別で政治面では色々とあり、この訪日客数がいつ何時どうなるかについては危惧される現状の中で、米国との間は同盟国として今後そういう問題が起こることはあり得ないと思うが、米国からの観光客誘致に今後どういう風にJNTOも含め考えているか。
(答)
  • インバウンドについては、東アジア各国あるいはASEAN諸国のみならずご承知の通り、今後重点市場を増やしていこうと思っており、多くの国々とのアウトバウンド、インバウンドを含めた相互交流を図っていきたいと思っている。
  • 韓国、中国との間でもアウトバウンドを含めて観光交流を通じての交流は重要な話なので、相互交流の強化に努めたいと思っている。その他のアジア諸国からも多くの方が来て頂くことを期待しプロモーションを強化しているし、一方、ヨーロッパやアメリカについても従来からの重点(市場)は当然だが、更に(重点市場の)数を増やして対象を拡大して強化していきたいと思っている。
  • アメリカからはご指摘の通り、昨年は、相当数の方が来て頂いた。カナダを含めた北米大陸から100万人を超える方に来て頂くという相当多くの数字になった。今後はその数字を更に一層拡大していきたいと思っている。
  • 色々な旅行があると思うが、分野の拡大を含めて友好関係の協力の為に手を広げて対応していきたいし、努力をしていきたいと思っている。
 
(問)日本の小学校あたりでも英語教育に対しての重点的な施策が講じられてる。タブレットを持たされて小学校でも英語の話せる先生を沢山入れている。観光局ではないが若い人たちが向こうで国際交流、交換学習をすることが一つの観光客を誘致する戦略になっていると思うが、そのあたりは文科省と話し合いの中で将来的に若い人との交流を考えているのか。
(答)
  • 教育旅行は大事な分野の一つだと思う。若い世代の時に交流を強化することはいずれの交流の深まりにも繋がると考えている。
  • 教育旅行による、地域におけるそういった形での交流の強化について我々としても関心を持っている。教育旅行だけではなく、地域同士の交流という形をより配慮していきたいと思っている。
  • 東アジア各国についても特定の地域、都市だけではなく、幅広くそれぞれの地域自身が色々な過去からの交流の経験の蓄積があるので、そういった形を強化していきたい。その中で地域交流を行うことは当然子供たちの交流も含まれているのでそういう意味では、地域交流を強化していくことは教育旅行、教育分野、子供たちの交流の強化に繋がると思っている。そういった形を持って我々も地方の交流を更に強化していきたいと思っている。
  • これは、出かけるだけではなく来て頂くことと両方であるが、アウトバウンド、インバウンドが大事である。そういった意味を含めて地域交流を強化していきたいと思っているし、そういう働きかけをしていきたい。
 
(問)韓国だが、以前汚染水の報道による風評被害であるとか旅客船沈没事故の影響があるという話があったが、こういったものも完全に払拭されたという風に見ているのか。また、非常に好調な数字だと思うが、具体的に特に韓国が好調な要因を教えてほしい。
(答)
  • 韓国からのインバウンドついては、基本的に非常に好調だと思う。ただ、一部の船舶の往来については航路等によって違うと思うが、影響が残っていると聞いている。ただ、全体的には数字に現れている様に日本に対する旅行ということについて非常に活性化していると聞いている。
  • こちらから行く分については依然として減少が続いているという事があるので、その相互交流という形が大事だと思っている。
  • 当然、韓国におけるプロモーションについて従前から力を入れているところであるが今後も一層努力をしたいと考えている。
 
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