サステナブルな観光コンテンツの高度化モデル事業(実証事業)の公募を開始します

最終更新日:2024年4月17日

 コロナ禍を経て、消費単価の高い層を中心にサステナブルツーリズムへの関心が国際的に急増し、市場拡大が予想されています。我が国の地域に根付く自然・文化・歴史・産業等を活用し、『観光利用を地域資源の保全に還元するための好循環の仕組みづくり』を進め、さらに個々の旅行者の体験価値・満足度の向上に向け、特にそれらに直結する専門ガイドによる同行案内・解説(インタープリテーション)の質の向上・品質管理等の総合的なサービス水準の向上が重要です。
 観光によるプラスの影響を通じて、地域の魅力を後世に繋ぐことに旅行者が貢献できるような、また個々の旅行者の体験価値・満足度向上が図れるようなコンテンツの高度化が進み、地方誘客やインバウンドの消費拡大、旅行者の体験価値・満足度向上に資することを期待し、本事業における実証事業の実施者を募集します。
 
※現在は[1]サステナブルな観光コンテンツの高度化モデル事業(調査事業)の公募をしております。

(1)募集内容等

 詳細は、以下の「(3)公募要領・申請書類様式」の「公募要領」の冒頭から13頁を参照してください。

募集する実証事業について

募集する実証事業は、次の全ての条件を満たすものとします。

(1) 国及び専門家と協働し、旅行者のニーズや知的好奇心を踏まえ、自然・文化・歴史・産業等の本質を味わいながら、地域への
    貢献を実感でき、観光利用を地域資源の保全に還元する高付加価値な体験等のコンテンツの造成・提供を行い、訪日外国人旅行
    者を含めた観光客の消費額増加や体験価値・満足度向上を図るもの。とりわけ質の高い専門ガイドの確保・育成等による総合的
    なサービス水準の向上を図るもの。

(2) 上述の(1)を通し、旅行者の観光行動による恩恵を地域の経済・社会・環境へ還元し、地域の持続可能性の向上に資する
    好循環の仕組みづくりを実装し、そのための課題の抽出や解決を図るもの。また、好循環の仕組みにおいては、収益の地域
    資源への再投資先等、好循環の仕組みの内容を具体化するもの。

(3) 上述の(1)、(2)を補完する地域の価値継承に寄与する持続可能な観光の実施、マネジメント体制を強化し、地域住民の
    理解向上にも寄与するもの。

(2)実証事業の申請

詳細は、「(3)公募要領・申請書類様式」の「公募要領」の14頁から20頁を参照してください。

■申請書類の提出方法
 提出物については、電子メールによる提出のみとします。
 紙媒体やCD-ROM等の電子媒体を、郵送・持込み等の方法で提出することはできません。
 申請の際は、必ず公募要領14頁記載の申請登録フォームも併せてご回答をお願いいたします。
■提出物
 「公募要領」14頁の表に記載した様式・ファイル形式に沿い、
 (1)PDF形式1点及び(2)PowerPoint形式1点の電子データ計2点を電子メールに添付し、提出してください。
 各様式は、「(3)公募要領・申請書類様式」からダウンロードできます。
■宛先
 電子メール hqt-sustainable_soft★mlit.go.jp
 注:送信の際は「★」記号を「@」記号に置き換えてください。また、電子メールの件名の冒頭に、必ず「【提出】」と付記してください。
■申請期限
 令和6年4月17日(水) 14:00(必着) (申請登録フォームも同様です。)
 注:本期限までに観光庁が受領したものを有効として取り扱います。一度提出したものを差し替える場合も、本期限までに再提出してください。

(3)公募要領・申請書類様式

(4)公募説明会

事業の公募に係る説明会を以下のとおり実施します。申請を考えている方はできる限り参加いただきますようお願いいたします。
日時:令和6年3月15日(金)14:00~15:00  オンライン
ご参加の際は以下からお申し込みください。(申込期限:令和6年3月14日(木)12:00)
https://forms.office.com/r/5P1c7aKJZk
 

公募情報

このページに関するお問い合わせ

観光庁 観光資源課
電話:03-5253-8925
電子メール:hqt-sustainable_soft★mlit.go.jp
電子メールの件名の冒頭に、必ず「【問合せ】 」と付記してください。
また、送信の際は「★」記号を「@」記号に置き換えてください。