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取組紹介

賛同企業・団体で実際に行われている取組をご紹介します。

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株式会社日立ソリューションズ

目的あるオフがもたらす好循環

里山保全活動

ワーク・ライフ・バランスを推進

2010年10月に日立グループIT系2社が合併して発足した株式会社日立ソリューションズ。
合併前の2006年より始まったワーク・ライフ・バランスの取組では、両立支援推進と残業縮減を中心に、健康管理、コミュニケーション活性化、社会貢献活動の推進などを行っている。2011年には、ワークショップの開催、社内SNSの活用などで、より多くの従業員に認識の共有化を図った。
休暇取得促進においては、計画年休の予定登録のシステム化、プロジェクト休暇やメモリアル休暇、ボランティア休暇などの呼び名をつけた年休申請、長期休暇の完全取得などに取組んでいる。

会社から社員へのボランティア提案

ワーク・ライフ・バランスを推進する中では、若い世代を中心に「きちんと休めと言われても、休日の有意義な過ごし方がわからない」と言う声も聞こえていた。そんな意見を踏まえて、会社から社員に提案しているのが、環境保全のボランティアである「里山保全活動」。環境推進本部の臼見元恵さん曰く、「現在では、募集を開始するとあっと言う間に定員に達し、始業前・定時後の30分を活用した地域清掃活動を含め年間600人が参加する」。
「これをきっかけに社員一人ひとりが、オフに対する目的意識を持つように変わってきました。また、こうした協同作業により、社員同士の交流や仲間意識の向上にもつながっています。」と人事総務統括本部の久永美砂さん。
さらに、この経験からボランティアに慣れ親しんだことで、東日本大震災復興支援のボランティアに積極的に参加する社員も現れた。
オフに対する目的意識の醸成が、企業、社会にプラスの効果を生むサイクルが動き出していると実感する久永さん。里山保全活動をひとつの事例として、社員が自発的に有意義なオフを過ごす社内環境づくりを促進する。