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取組紹介

賛同企業・団体で実際に行われている取組をご紹介します。

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医療法人永和会

オフを起点に明日への活力を生む

働きやすい環境を整備

医療法人永和会は、広島県福山市郊外のアクセスに恵まれていない場所にあるため、25年前の病院移転時に職員を集めるために設定した月10日の休日をきっかけに、最近では24時間365日の託児所の設置、時間外労働削減運動など、職員をサポートする制度を整えてきた。
従来は全体で行っていた職員旅行は、3交替制で調整に手間がかかる上、職員のニーズも低下していたため、2010年に廃止。代わって、各自に年間1万円を支給し、小グループでも旅行に行けるようにした。
また、軟式野球やソフトボールなどクラブ活動にも力を入れ、軟式野球部は全国大会に出場、ソフトボールチームは医師会の大会で優勝するまでになっている。

嬉しい刺激でやる気も向上

「人生、自宅と職場の往復では面白くありません。何か嬉しい刺激があると仕事をもっとしたくなるものです。」と専務理事の中田基晴さんは、オフの充実によって仕事との良い循環をつくる大切さを強調する。年に一度は刺激があった方が良いと、昨年は広島カープの黄金期時代を支えた元投手2人を招いてトークショーを開くなどのサプライズ企画も行う。過去にはベストセラー作家を招いての講演会も行った。
また、中田さんは休暇の過ごし方をフェイスブック上で情報発信するうちに、職場にもフェイスブック仲間が増え、職員350人中30~40人ほどが情報を交換し合うようになった。「お城巡りや東北地方復興ツアーなど、どんなオフを過ごしたかをメンバー同士が共有し合うことは、組織の円滑なコミュニケーションづくりにも役立ちます。いろいろな刺激から明日への活力が生まれるのです。」
診療・介護報酬の引き下げや経済状況の悪化等の中でも、安定した経営を持続させているという結果が、オフの効果を雄弁に物語っている。