機会あるごとにお話ししていますが、旅先でマラソン、これは本当にお勧めです。自分の脚だけで見知らぬ土地を走る。いや、辛くなったら歩けばいいのです。車や電車では流れるように過ぎていく風景も、マラソンならあなたを伴走するかのように待っていてくれる。その土地の風景をゆっくり目に焼き付け、そして風を感じてフィニッシュラインを目指す。無事走り終わった方々は充実感に溢れ、皆さんいい表情をしています。今回も素晴らしいマラソン大会に参加できたことを本当に、心から嬉しく思いました。
こうしたアットホームな素晴らしい大会を日本全国にどんどん増やしたいと思う一方、東京マラソンや関西の三都マラソンなど都市型市民マラソンもスポーツ観光の重要なコンテンツです。国内旅行はもちろん、インバウンドのコンテンツとしても魅力があるのは間違いありません。東京、そして大阪、神戸、京都。それぞれ特色を掲げて大会をアピールしています。私は次に九州、中でも福岡での開催を期待せずにはいられません。福岡は伝統の福岡国際マラソンが開催される都市であり、観光地としての魅力に溢れ、韓国釜山とビートルで繋がるなどインバウンド受入環境も申し分ない。福岡で大規模な市民マラソンを立ち上げるのなら、私は全力で応援したいと思っています。
スポーツ観光のコンテンツとしてのマラソンやトレイルランなどが重要であることの詳細は「スポーツツーリズム推進基本方針」(
http://www.mlit.go.jp/common/000160526.pdf)に譲るとして、皆さん、自分のランニングコース、いくつ持ってますか? 実は先日初めて皇居を1周して、どうして日夜ランナー・ウォーカーが集うのか、納得することができました。皇居の周りには世界中の人がいるんです。そしていろんな人間模様が見える。クルマに乗るよりもここを歩いたら街全体が見えると外国の方は分かっているんですね。特にヨーロッパの方は歩く文化の良さに気付いているのでしょう。周りの景色もオフィスがあると思ったら美術館があったり大使館や裁判所があったりして、徐々に重厚感が出てきて空気が変わっていく。単調ではないんですね。風が、気持ちよくポイントポイントで来る。下から吹く風、背中を押してくれる風。木がいろんな表情をしている。いつも車でしか来なかった皇居の周りにこんなに緑があるんだ、自然が残っているんだなと感動しました。
皇居の周りの「道」がこんなに素晴らしいことを国内外にアピールしたいと思いましたが、いつも歩いたり走っている名もなき「道」に、ある種の「視点」を加えるだけで新たな発見があり、ちょっと行ってみたくなる。そんなムーブメントが全国どこにでもある「道」に展開されたら楽しいと思いませんか♪ そんな仕掛けを間もなく発表しますので期待してください!!!