平成14年10月17日 |
<問い合わせ先> |
総合政策局交通消費者行政課 |
(内線25504、25518) |
TEL:03-5253-8111(代表) |
施設・設備 | 音案内の方法(標準例) |
改札口 | ○音響案内 「ピン・ポーン」またはこれに類似した音響 |
コンコースからのエスカレーター | ○音声案内 「{行き先}{上下方向}エスカレーターです」 |
トイレ(鉄軌道駅内) | ○音声案内
|
ホーム上の階段 |
○音響案内 「鳥の鳴き声を模した音響」 |
地下鉄の地上出入口 |
◇音響案内 「ピン・ポーン」またはこれに類似した音響 |
交通バリアフリー法に基づく移動円滑化基準が義務基準として遵守すべき内容を示したものであるのに対し、本ガイドラインは、視覚障害者の音案内に対するニーズに応え、視覚障害者がより円滑に利用できるよう、公共交通機関の旅客施設における音案内の望ましい内容を示すものである。公共交通事業者等は本ガイドラインに従うことが義務付けられるものではないが、本ガイドラインを目安として音案内を行うことが望ましい。また、本ガイドラインは、平成13年8月に見直された「公共交通機関旅客施設の移動円滑化整備ガイドライン」に追加的に盛り込む内容として位置づけられるものである。
本ガイドラインの主要なポイントは、以下のとおりである。
本研究会においては、ヒアリング調査等を通じ、改めて視覚障害者の旅客施設内での音案内に対するニーズが高く、視覚障害者に対する案内の方法として、各施設付近での音による案内も有効であることが明らかになったことから、移動円滑化基準について、本検討を踏まえた改正を行った(別添3参照)。
※ 「旅客施設における音による移動支援方策ガイドライン」については、研究会の事務局を担当した交通エコロジー・モビリティ財団のホームページにて掲載いたします(一部抜粋)。また、「旅客施設における移動円滑化整備ガイドライン」については、本ガイドライン及び「視覚障害者用誘導・警告ブロック(鉄軌道駅プラットホームにおけるホーム縁端の警告)についてのガイドライン」(現在、ガイドライン案について交通エコロジー・モビリティ財団のホームページにおいてパブリックコメント募集中)の改定を追加した形で、新たに同財団より11月下旬目途に書籍として発行予定です。詳細については、交通エコロジー・モビリティ財団 バリアフリー推進部TEL03−3221−6673まで、お問い合わせください。
(別添1)旅客施設における音による移動支援方策に関する研究会研究会及びワーキング(WG)委員名簿
(別添2)旅客施設における音による移動支援方策に関する研究会検討の流れ及びその結果
(別添3)「移動円滑化のために必要な旅客施設及び車両等の構造及び設備に関する基準の一部を改正する省令」について
PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。右のアイコンをクリックしてAcrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。
Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご参照下さい。 |