平成14年2月14日 |
<問い合わせ先> |
鉄道局幹線鉄道課 |
(内線40332、40333) |
TEL:03-5253-8111(代表) |
国土交通省は、加越能鉄道株式会社及び万葉線株式会社から申請がなされていた軌道事業(六渡寺〜高岡駅前7.9キロメートル)及び第一種鉄道事業(越ノ潟〜六渡寺4.9キロメートル)の譲渡譲受については、軌道法第15条及び第16条第1項並びに鉄道事業法第26条第1項の規定に基づき、本日(平成14年2月14日付け)、申請どおり許可(軌道事業)及び認可(鉄道事業)しました。
加越能鉄道株式会社及び万葉線株式会社申請の
鉄道・軌道事業の譲渡譲受について
(2)譲受人
名称 万葉線株式会社
代表取締役社長 中村 晴夫
住所 富山県高岡市荻字川西68番地
高岡軌道線 (軌道事業) 六渡寺〜高岡駅前 7.9q
新湊港線 (第一種鉄道事業) 越ノ潟〜六渡寺 4.9q
4億円
平成14年4月1日
加越能鉄道鰍フ鉄道・軌道事業は、急速なモータリゼーションの進展に伴い収支が悪化したため、昭和50年度以降、国や自治体からの補助によりその存続を図ってきた。しかしながら、該社は、輸送量の減少、施設の老朽化等を理由として、平成10年2月に沿線の高岡市・新湊市に対して鉄道・軌道事業の廃止・バス代替を申し入れていたところである。
これに対し、高岡市・新湊市では、当該路線を重要な生活路線であるとともに、両市の魅力あるまちづくりに活用すべき都市施設であると考えており、富山県議会及び両市の市議会の了承を得て、平成13年4月に富山県、高岡市、新湊市等が出資する第三セクター「万葉線株式会社」を設立し、加越能鉄道鰍謔闢S道・軌道事業を譲受して路線の存続及び活性化を図ることとした。
以上の経緯により、両社で営業譲渡契約を締結の上、鉄道事業法及び軌道法に基づく許認可の申請に及んだものである。
All Rights Reserved, Copyright (C) 2002, Ministry of Land, Infrastructure and Transport