国土交通省
 世界で初めて限定販売される燃料電池自動車を大臣認定
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平成14年11月18日
<問い合わせ先>
自動車交通局技術安全部
(大臣認定制度)

審査課(内線42314)

(公用車導入)

環境課(内線42523)

TEL:03-5253-8111(代表)

 

 国土交通省は、トヨタ自動車株式会社から申請のあった水素を燃料とする燃料電池自動車(乗用車7台)について、本日、道路運送車両の保安基準第56条第4項に基づき、公道走行が可能となる国土交通大臣の認定を行いました。今回認定した燃料電池自動車は、限定販売される予定のものとして初めてのものです。

 今回認定が行われた燃料電池自動車のうち4台は、本年12月2日に、内閣官房、国土交通省、経済産業省及び環境省の4府省に、それぞれ公用車としてリース契約により導入される予定です。

 燃料電池自動車は、自動車からは窒素酸化物や二酸化炭素などの排出ガスが全く排出されないという特徴を持つ、クリ−ンな次世代の低公害車として有力視されていることから、今般の導入を契機に、一層燃料電池自動車が普及していくことが期待されます。


(別紙)

公用車に導入される燃料電池自動車の概要

  • 用途          乗用
  • 乗車定員       5人
  • 型式          FCHV
  • 長さ           4.735メートル
  • 幅            1.815メートル
  • 高さ           1.685メートル
  • 燃料          高圧水素ガス(最高充填圧力350気圧)
  • 原動機型式      1HM
  • 最高出力       80キロワット(109馬力)
  • 最高速度       155km/h
  • 航続距離       300km(350気圧充填時:10・15モ−ド)

<外観図>

公用車に導入される燃料電池自動車外観図
 ※車両に表示される文字のデザインについては、各省庁それぞれ若干の違いがあります。

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