平成14年12月16日 |
<問い合わせ先> |
自動車交通局技術安全部 |
(大臣認定制度) |
審査課 (内線42314) |
(ASV技術) |
技術企画課(内線42254) |
TEL:03-5253-8111(代表) |
国土交通省は、平成14年12月13日、マツダ株式会社から申請のあった配光可変型前照灯及びブレーキ併用式車間距離制御機能付定速走行装置を装備した先進安全自動車(ASV)を試験自動車として大臣認定しました。
配光可変型前照灯(AFS:Adaptive Front Lighting System)とは、道路形状、走行速度、ハンドル角などに応じて、自動的に前照灯の配光を制御し、夜間走行時における運転視界及び視認性を向上させるものであり、今回認定を受けたものは、歩行者などの視認性を向上させるため、実用化されているものより広い範囲において配光制御を行うものです。
また、ブレーキ併用式車間距離制御機能付定速走行装置は、運転者が設定した車速で定速走行するとともに、全車速域において先行車との車間距離や車速を制御しながら追従し、頻繁な加減速操作から運転者を解放し、運転負担を軽減するものです。
今後、一般道路や高速道路において、走行試験が行われる予定であり、実用性の調査・評価を行うとともに、構造・装置に係る技術基準等の整備に必要なデータの収集が行われます。
<別紙>
ASV技術を装備した自動車の概要
製作者 | マツダ株式会社 | |
用途 | 乗用 | |
乗車定員 | 7人 | |
型式 | TA−LW3W | |
長さ | 4.785メートル | |
幅 | 1.830メートル | |
高さ | 1.745メートル | |
総排気量 | 2.260リットル | |
形状 | ステーションワゴン |
All Rights Reserved, Copyright (C) 2002, Ministry of Land, Infrastructure and Transport