国土交通省
 平成13年度の多様な入札契約方式の実施状況について
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平成14年6月7日
<問い合わせ先>
大臣官房
 地方課公共工事契約指導室

(内線21962)

 技術調査課

(内線22334)

 官庁営繕部営繕計画課

(内線23223)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

 平成13年度に発注した国土交通省直轄工事(8地方整備局分、ただし港湾空港関係は除く)のうち、総合評価落札方式、設計・施工一括発注方式、VE方式、性能規定発注方式、マネジメント技術活用方式の実施状況をとりまとめましたのでお知らせします。

  1. 背景
     国土交通省においては、民間の技術を活用することなどにより、公共工事の目的物の機能と品質の確保の両立を図りつつ、コスト縮減を可能とするため、総合評価落札方式等の入札契約方式の活用を進めております。
     平成13年度においては、総合評価落札方式が34件(前年度6件)、設計・施工一括発注方式が14件(前年度5件)実施されるなどこれら民間の技術を活用する入札契約方式の拡大が図られました。また、平成12年度末より開始されたマネジメント技術活用方式についても4件実施されました。

  2. 実施状況
     (1)総合評価落札方式
     総合評価落札方式については、平成12年度の6件に対し、大幅に件数を拡大し、舗装工事における騒音低減の総合評価を始めとして、34件の工事において実施されました。(別紙―1参照PDF形式

     (2)設計・施工一括発注方式
     設計・施工一括発注方式については、平成9年より試行がなされ、平成13年度は、「設計・施工一括発注方式導入検討委員会報告書」(平成13年3月)を参考に、14件の工事において実施されました。(別紙―2参照PDF形式

     (3)VE方式
     VE方式については、平成9年度より試行を始め、これまでに入札時VE方式及び契約後VE方式共に数多くの工事において実施されました。
     契約後VE方式については、平成13年度より一般競争入札及び公募型指名競争入札において、原則全ての工事を対象とする等、拡大を図っております。

     (4)性能規定発注方式
     性能規定発注方式については、平成10年度より舗装工事において試行が進められており、平成13年度は53件の舗装工事において実施されました。(平成11年度は14件、平成12年は28件)

     (5)マネジメント技術活用方式
     マネジメント技術活用方式については、平成12年度末より試行が開始され、平成13年度においては4件実施されました。
     一方、平成13年2月より、学識経験者や民間の方々を委員とした「マネジメント技術活用方式試行評価検討会」を設立し、公共工事の執行にあたって発注者が抱える問題の解決に資するため、いわゆるCMを含め、これまで発注者・受注者の双方が行ってきた様々なマネジメント業務(発注計画、契約管理、施工監理、品質管理等)の一部を別の主体に行わせる契約方式について、そのあり方、課題、期待する効果等を検討しました。また、併せて試行工事のフォローアップを実施しており、5回の検討会を経て、平成14年3月には「中間取りまとめ」が報告されました。(別紙―3参照PDF形式

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