国土交通省
 交通と環境に関する名古屋国際会議の開催及び参加者
 事前登録について

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平成15年2月28日
<問い合わせ先>
総合政策局国際企画課

(内線25716)

TEL:03-5253-8111(代表)

 

 国土交通省と環境省は、経済協力開発機構(OECD)と協力して、平成15年3月23日(日)から25日(火)までの3日間、名古屋市の名古屋国際会議場において、交通と環境に関する名古屋国際会議(International Conference on Environmentally Sustainable Transport in the Asia Region)を開催します。
 本会議は、OECDが提案する新しい政策ビジョンであるEST(Environmentally Sustainable Transport)を、我が国を含むアジア地域へ広く紹介することを目的としており、アジア各国及びOECD加盟国の政府関係者や国内自治体、交通・物流関係者、NPO等が会議に参加する予定です。また、本会議は、一般の方の参加も可能です。会議への参加については、事前登録が必要になりますので、登録申し込み要領に基づき登録をお願いいたします。
 なお、本会議には環境省の燃料電池自動車も出展を予定しており、試乗も行います。

  1. 会議概要
    (1)日時:平成15年3月23日(日)〜25日(火)

    (2)場所:名古屋国際会議場(愛知県名古屋市)

    (3)使用言語:日本語及び英語

    (4)プログラム:別紙参照

    (5)展示:会議開催期間中、会議場において交通と環境に関する屋内展示及び低公害車の屋外展示(環境省の燃料電池自動車も含む)を実施しています。

  2. 参加者
     海外参加者:アジア各国及びOECD加盟国
     国内参加者:国土交通省、環境省、地方自治体、学識経験者、NPO等
     合計300名程度

  3. 名古屋国際会議の参加について
     会議は23日から25日まですべて公開しています。会議への参加に当たっては事前登録が必要になりますので、別紙2の登録申し込み要領に基づき3月20日(木)までに登録をお願いいたします。

  4. ESTとは−OECDにおけるESTプロジェクトについて−(別紙3)



別紙2

名古屋国際会議登録申し込み要領

 

 「交通と環境に関する名古屋国際会議」の参加及び取材をご希望される方は、以下の要領にしたがって事前登録を行って下さい。事前登録されたプレスの方には、取材要領を後ほどお配りします。
 当日登録も準備しておりますが、受付が混雑し登録に時間がかかることが予想されますので、事前登録をおすすめいたします。

登録申し込み方法
 登録は別添の申込用紙をご利用下さい。(別添の申込用紙は、ESTホームページ(http://www.env.go.jp/air/car/est/○○○(現在準備中))からもダウンロードできます。)取材をご希望される方は、プレス用の申込用紙をご利用下さい。

  1. 申込用紙をダウンロードし、必要事項をご記入下さい。

  2. 申込用紙をFax、E-mail又は郵送にてお送り下さい。
     Fax No.: 03-5216-5552

     E-mail: est-nagoya@env.go.jp

     宛先:〒102-8481 東京都千代田区麹町5-1 弘済会館ビル6階 
     株式会社 コングレ内 交通と環境に関する名古屋国際会議事務局

     登録及び会議への参加は無料です。

 


別紙3

ESTとは
−OECDにおけるESTプロジェクトについて−

 

  1. 背景
     交通は社会・経済活動や人々の暮らしに欠かせないものであるが、一方で、大気汚染、騒音・振動、温室効果ガスの排出といった様々な環境問題を引き起こし、それらは近年一層深刻化する傾向にある。このため、自動車単体対策など既存政策の推進に加え、事業活動や生活様式の変革、環境への負荷の少ない都市構造の創出など、新しい取組みが必要となっている。このような状況を踏まえ、OECDにおいては、EST(Environmentally Sustainable Transport)という新しい政策ビジョンを提案し、長期的な視野で環境面から持続可能な交通ビジョンを踏まえて交通・環境施策を策定・実施する取組みを開始した。人々に対し未来の交通のあるべき姿を示すことにより、人々の意識改革を促し、環境負荷の少ない行動や生活様式を選択することを期待しているものである。

  2. ESTプロジェクトにおける検討
     OECDは1994年にESTプロジェクトを開始し、2030年に環境的に持続可能な交通を実現するためのビジョンと評価基準を検討してきた。
    ESTの定義
    (a)再生速度を上回らない速度で再生可能な資源を使用し、(b)再生可能な代替物の開発の速度を超えない速度で再生不可能な資源を使用することにより、人々の健康と生態系を危険にさらさずに、アクセスに関するニーズを満たすような交通

    健康上・環境上の質に関する目標
    CO2、NOx、VOCs、PM、騒音及び土地利用の6項目について基準値を策定>

     上記の定義及び基準に基づき、ESTプロジェクトでは、2030年におけるESTビジョンを策定し、ビジョンの実現に必要な構造(輸送機関別分担率)及び要件を検討し、現在及び将来の交通トレンドの結果としてもたらせる状況と、環境的に持続可能な交通を実現するために必要な状況との間のギャップを明らかにした。さらに、ESTを実現するための戦略や経済及び社会的影響評価を示した。プロジェクトの結果、OECDでは、ESTに向けてのガイドラインが作成され、2001年5月に開催されたOECD環境大臣会合において、同ガイドラインが承認された。

    (OECDのESTプロジェクトに関する資料については、OECDのウェブサイトを参照

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