三大都市圏における都市鉄道の現状 国土交通省
大都市圏における都市交通の現状 鉄道利用に関する実態と最近の傾向 ターミナル駅における乗換え状況
利用者が感じる混雑の状況 調査の内容及び調査対象地域 その他ご案内

 

はじめに

 大都市交通センサスは、首都圏、中京圏、近畿圏の三大都市圏における大量公共交通機関の利用実態を把握し、都市交通政策立案のための基礎資料作成を目的として、昭和35年以来5年毎に実施してきました。

 この「三大都市圏における都市鉄道の現状」は、第9回目にあたる平成12年大都市交通センサスで得られた結果について、詳細に分析することを目的とした「平成14年度大都市交通センサス調査」の主な結果についてまとめたものです。

 本調査の実施にあたり、多大なご協力をいただきました関係者各位に対し、あらためてお礼申しあげます。

 

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 三大都市圏における鉄道利用者数は、第1回調査以降、一貫して増加していましたが、中京圏においては、第9回調査(平成12年に実施)で減少に転じ、近畿圏おいては、第7回調査(平成2年に実施)以降減少傾向にあるなど、都市鉄道需要は転換期を迎えつつあります。
 一方、新線整備といった輸送力増強に加えて、最近では、自動改札機の普及、共通乗車カードシステムの導入、エレベータ・エスカレータの整備等、輸送サービスの向上につながる様々な取り組みが実施されています。
 本調査では、このような都市鉄道の利用状況の変化について、次のような分析を行いました。

  • 大都市圏における通勤・通学所要時間の変動要因について分析しました。
  • 鉄道利用の最近の動向として、利用乗車券種、共通乗車カードの利用状況、鉄道と他の交通手段との競合関係について分析しました。
  • 乗換えに対する利用者の抵抗感と、現状の乗換え状況について分析しました。
  • 利用者が感じる混雑の状況について分析しました。