平成１５年１０月１０日

＜問い合わせ先＞

総合政策局情報管理部情報企画課

（内線28132）

TEL 03-5253-8111（代表）

　

　国土交通省では、国際空港の高度ＩＴ化を先導する「ｅ−エアポート」構想の一環として、情報通信技術とバイオメトリクス技術（生体認証技術）を活用した空港チェックイン手続きの電子化に関する実証実験を昨年度より行ってきました。
　バイオメトリクスについては、国際的にも空港における手続きの円滑化や保安面での活用を視野に入れた導入の動きが活発になっています。
　このような背景から、航空の保安を確保しつつ搭乗手続きの簡略化と迅速化を目指すため、新東京国際空港公団、ＪＡＬ、ＡＮＡ、ＮＴＴデータ等の協力を得て、昨年度に引き続き標記実証実験を行うこととしましたので、お知らせします。

記

1. 実証実験の目的
   　空港における渡航手続に情報通信技術とバイオメトリクス技術を活用することにより、航空の保安を確保しつつ、搭乗手続きの簡素化・迅速化により空港を利用される旅客の利便性を向上する手法を検証することを目的としています。

2. 実験期間（予定）
   　平成１５年１２月上旬〜平成１６年３月
   　（１０月中旬以降、航空会社において実証実験にご参加いただくモニタを募集します。）

3. 実証実験の概要
   • 国際間での運用を見据えた運用にかかる検証
   • バイオメトリクス情報を格納した搭乗券によるすり代わり防止効果等の検証

   　実証実験後、モニタにご協力いただくアンケート等をもとに評価分析を行います。

   以上

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