国土交通省
 平成14年度自動車輸送統計の概況について
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平成15年10月10日
<問い合わせ先>
総合政策局情報管理部交通調査統計課

(内線28328)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

 

  1. 貨物輸送
    (1)平成14年度の貨物輸送量は、輸送トン数では、5,339百万トン、対前年度比4.3%減となり、平成13年度(対平成12年度比3.4%減)に比べ減少幅が拡大した。
     営業用・自家用別にみると、営業用は2,830百万トン、対前年度比2.4%減、自家用は 2,509百万トン、対前年度比6.4%減となっており、自家用は6年続けてマイナスであった。

    (2)輸送トンキロは312,028百万トンキロ、対前年度比0.3%減であった。
     営業用・自家用別にみると、営業用は262,305百万トンキロ、対前年度比1.0%増、自家用は49,723百万トンキロ、対前年度比6.7%減となっている。営業用は増加傾向が続いており、一方自家用は6年続けてマイナスであった。

    (3)このため、トンベース、トンキロベースともに営自比率で営業用のシェアが拡大しており、営業用が全体に対するシェアはトンベースで53.0%、トンキロベースで84.1%となっている。

    (4)貨物自動車の燃料消費量はガソリン9,932千キロリットル、対前年度比0.4%減、軽油30,478千キロリットル、対前年度比1.6%減となり、ともに減少した。

  2. 旅客輸送
    (1)平成14年度の旅客輸送量は、輸送人員では、65,481百万人、対前年度比1.4%増となった。
     乗合バスは、4,503百万人、対前年度比2.8%減と、昭和45年をピークとして年々減少している。
     貸切バスは、平成12年2月の規制緩和以降、事業者が増加傾向にあり、その輸送人員は、営業用全体の低迷の中において、272百万人、対前年度比4.3%増と増加傾向を示している。
     タクシーは、2,366百万人、対前年度比1.0%増と、昭和63年以降から減少傾向にあったが数年ぶりに増加に転じた。
     自家用車は、58,339百万人、1.7%増と、増加傾向が続いており、特に軽自動車の増加率が大きい(対前年度比4.3%)。

    (2)輸送人キロは、全体で955,413百万人キロ、対前年度比0.1%増であった。
     営業用・自家用別にみると、営業用82,388百万人キロ、対前年度比1.4%増、自家用873,024百万人、前年度に対しほぼ増減がなかった。

    (3)旅客自動車の燃料消費量は、ガソリン53,551千キロリットル、対前年度比1.4%増、軽油7,500千キロリットル、対前年度比7.5%減、LPG2,721千キロリットル、対前年度比1.0%増であった。
     軽油消費量の減少は、自家用車の保有車両数が、減少傾向にあることが主な要因と思われる(5,968千キロリットル、9.1%減)。


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