国土交通省
 ソフト系IT産業の実態調査(平成14年9月調査)
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平成15年3月3日

<問い合わせ先>
国土計画局大都市圏計画課
(内線29474)
電話:03-5253-8111(代表)

 

<結果のポイント>

回復するソフト系IT産業

〜全国の事業所数は半年で約300の増加〜

〜全国の事業所数は半年で約300の増加〜  ソフトウェア制作やホームページ作成代行業などのコンテンツ制作等を中心業務とするソフト系IT産業は、ネットバブルの崩壊後開業率が減少し続けていたが、ADSLの爆発的な普及などを背景として2002年3月〜9月期に大幅な増加に転じた。

 

渋谷ビットバレーに停滞感、秋葉原がIT産業を牽引

 

 東京都区部においてもソフト系IT産業は事業所数を伸ばしたが、回復を牽引したのはビットバレーと呼ばれる渋谷駅周辺ではなく、秋葉原や神田、九段下界隈の事業所の伸びであった。
 ビットバレーと呼ばれる渋谷駅周辺を始めとして、新宿、池袋等の山手線西部沿線では事業所数の減少が目立った。一方、日本最大のソフト系IT産業の集積地である秋葉原や、神田、九段下などの千代田区北東部でソフト系IT産業の集積が進んでいる。集積地によって事業所数の増減に違いが生じているのは、両地域のソフト系IT産業を構成する事業者の事業内容の違いや、ネットバブルといわれた2000年の頃に定着した「IT産業=渋谷」と いうイメージが薄れつつあること等が考えられる。山手線沿線全体として、ソフト系IT産業は千代田区北東部を中心として山手線内部に集積の重心が移りつつあり、「東高西低」の様子となった。



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