国土交通省
 第3回世界水フォーラムに向けた閣僚級国際会議に関する
 非公式諮問会合(第2回)の結果概要について

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平成15年2月3日
<問い合わせ先>

土地・水資源局水資源部

  世界水フォーラム準備室

(内線31254)

電話:03ー5253ー8111(代表)


 

 平成15年1月30、31日に、三田共用会議所(東京都港区)にて開催された標記会合の結果概要を下記のとおりお知らせします。

 第3回世界水フォーラムに向けた準備会合として、政府主催による「閣僚級国際会議に関する非公式諮問会合(第2回)」が平成15年1月30日、31日の2日間にわたり、三田共用会議所(東京都港区)において開催されました。

 本会合は、第3回世界水フォーラムの一環として行われる閣僚級国際会議を有意義なものとするため、各国政府、国際機関等から広く意見を募るべく行われたもので、95の国と21の国際機関等から参加がありました。参加人数は日本側関係各省の参加者を含めて300名弱でした。

 平成15年1月30日には日本政府より閣僚級国際会議の基本方針、閣僚宣言に盛込むべ要素、水行動集(Portfolio of Water Actions:PWA)の作成プロセス等の説明を行った。また、フォーラムとの関連事項として、世界水会議(WWC)からは世界水行動報告書(World Water Actions Report)の進捗状況に関して、第3回世界水フォーラム事務局からはテーマ別・地域別のステートメントの作成状況、日本政府からはフォーラム参加者と閣僚との対話の方針に関して、それぞれ説明がありました。
 平成15年1月31日は、閣僚宣言に盛込むべき要素に関する意見交換を行いました。

 特に、閣僚宣言に盛込むべき要素等に関する日本政府の説明は以下のとおりです。

全体として、

個別の課題として、

  1. 安全な飲料水と衛生
    • 「安全な飲料水を得ていない人口を2015年までに半減する」、「基礎的な衛生施設を得ていない人口を2015年までに半減する」という2つの大きな目標に対して、どのように対応していくべきか。

  2. 食料と農村開発のための水
    • 世界における水の全使用量のうち、7割が農業のために使われている現状を踏まえ、農業における水利用の効率化、貧困撲滅につながる農村開発をどのように進めていくか。

  3. 水質汚濁防止と生態系の保全
    • 水循環のあらゆる側面において、環境保全を推進していくためにはどのような行動をとるべきか。(森林の保全を含む)

  4. 災害軽減と危機管理
    • 洪水起因した被災者が年々増加している状況にかんがみ、国際的な連携を含めてどのような対応をとっていくべきか。

  5. 水資源管理と便益の共有
    • 「2005年までに全ての国において統合的水管理に関する計画を策定する」という目標をどのように達成するのか。
    • このために、国際社会の支援をどうすすめるか。

主要な意見等

<30日>

<31日>

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