国土交通省
 外国メーカーの燃料電池自動車を大臣認定
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平成15年3月11日
<問い合わせ先>
自動車交通局技術安全部

審査課(内線42314)

TEL:03-5253-8111(代表)

 

 国土交通省は、今般、ダイムラー・クライスラー日本(株)及び日本ゼネラルモーターズ(株)からそれぞれ申請のあった燃料電池自動車について、道路運送車両の保安基準第56条第4項に基づき、公道走行が可能となる国土交通大臣の認定を行いました。

 ダイムラー・クライスラー日本(株)の燃料電池自動車は、外国メーカーが製作した圧縮水素を燃料とするものの認定としては初めてです。
 また、日本ゼネラルモーターズ(株)の燃料電池自動車は、液体水素を燃料とするものの認定としては初めてであり、航続距離に優れています。

 今回認定した燃料電池自動車は、自動車からは窒素酸化物や二酸化炭素などの排出ガスが全く排出されないという特徴を持つ、クリーンな次世代の低公害車として有力視されています。

 今後、国内の一般道路や高速道路において、公道走行試験が行われる予定であり、この間、実用性の調査・評価を行うとともに、安全・環境に係る技術基準等の整備に必要なデータの収集が行われます。


<別紙>

今回認定した燃料電池自動車の概要

 

製作者 ダイムラー・クライスラー日本(株) 日本ゼネラルモーターズ(株)
車名 メルセデス・ベンツ オペル
通称名 F−Cell ハイドロジェン3
型式 V168CH2 H3
用途 乗用 乗用
定格出力 45kw 48kw
燃料の種類 高圧水素 液体水素
長さ(m) 3.785 4.315
幅(m) 1.720 1.750
高さ(m) 1.610 1.685
乗車定員 4人 5人
認定年月日 平成15年3月6日 平成15年3月7日

【F−Cell】

F−Cell

【ハイドロジェン3】

ハイドロジェン3

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